お兄ちゃんのチャーリーは、いつも妹ローラの面倒を見ています。 「じかんになったらベッドへつれていってね」 なんてパパとママは簡単に言って出かけちゃうけど、それってすごく大変なことなんです。
妹ローラは夜遅くまで遊ぶのが大好き。 落書きしたり、フラフープをしたり、ペチャクチャ喋ってばかりで、いつまでも寝ようとしません。 「ねるじかんだよ」とチャーリーが言っても、 「いやだ!あたしまだねむたくないもん。ベッドになんか、ぜったいはいらないからね!」
チャーリーはローラを寝かしつけるべく、いいアイデアを思いつきました。それは…?
チャーリーが歯磨きや、お風呂をすすめるたびに、あれやあこれやの作り話をする妹ローラ。 妹のイマジナリーフレンドたちを決して否定せず、ちゃんと付き合ってあげる心優しいお兄ちゃんのチャーリーに、誰もが「こんなお兄ちゃんがいたらいいのに!」と思うこと受けあい。 想像力と空想力で兄妹の夜はまるで楽しい夜の動物園!
どうして子どもって、寝る直前まで、あんなに手に負えないほどに元気なのでしょう。そんなわんぱくな子どもは万国共通らしいです。 早く寝なさい!と叱るだけじゃなく、寝るその瞬間まで、子ども達が楽しく夢見心地で過ごせるように、大人も、お兄ちゃんのチャーリーから学ぶことがあるのかも?
同じく、「チャーリーとローラ」シリーズの『ぜったいたべないからね』『ぜったいがっこうにはいかないからね』『ぜったいひとつだからね』も合わせてどうぞ!
(福田亜紀子 元絵本編集者)
チャーリーの妹ローラは、夜おそくまでおきてるのがだーいすき! なんだかんだいっては、なかなかベッドにはいろうとしません。 チャーリーはどうやってローラをねかしつけるのでしょうか。
大好きチャーリーとローラのお話し代2弾!
今度はお出かけするパパ・ママに代わって寝かしつけるチャーリーの奮闘ぶりです。
でも・・ローラの屁理屈も相変わらずすごくて、それが子供にはすごく楽しいみたいです。
とにかくベットまでつれて行かなきゃ行けないので・・・行く先々にいろんな動物が出てくるのです。
台所は「苺ジュースが飲みたいトラ」
嫌なお風呂場にはクジラ・・
それがまた絵と写真とコラージュで楽しさいっぱい!
ローラの皮肉さもいっぱい!
なんてチャーリーは器が大きいんだろう。
読むたびに感心してどなりつけるだけの自分が恥ずかしくなります。
あの手この手で今回もローラを無事寝かしつけれたでしょうか??
寝る前に読んでもすごく楽しいからいい夢みて眠れそうですよ (とむままさん 40代・ママ 男の子10歳、女の子8歳)
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