キノコ好きの方、必見! 降矢ななさんがキノコと女の子を主人公に絵本を描いてくれました。 ナミチカはおじいちゃんと初めてきのこがりに出かけます。いろいろな場所にいろいろな形のキノコが次々と現れ、ナミチカはすっかり夢中。そんな時、自分の真っ赤な帽子とそっくりなキノコを見つけます。たくさんはえている方に行ってみると、赤いキノコが輪になって並んでいて! ここからキノコとナミチカの不思議な時間がはじまります。 静かで暗い森の中で、たくさんの小さな可愛いキノコたちと歌ったりおどったりしている場面を見ていると、何だか一緒に気持ちが高揚してきて・・・ボールキノコが破裂した瞬間、はっと我にかえります。 この物語には、降矢さんがスロヴァキアの森で実際に体験したこと、感じたことなど、さまざまな想いが込められているのだそうです。 ちょっぴり怪しさも感じるキノコの魅力がたっぷり、絵本の中で異国の森のきのこがりが楽しめちゃいます。 しつこいようですが、キノコ達が本当に愛らしいですよ!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ナミチカがおじいちゃんと初めてのきのこがりに出かけると、おもしろいキノコが次々に現れます。 食べられるキノコを探しながら行くうちに、丸く輪になっている赤いキノコが見つかりました!ふしぎなことに……。
大好きな降矢さんの新作!
ページをめくる瞬間がとても楽しみでした。
子どもたちは、きのこたちの登場に
大喜び!本当にどの子も愛らしいです。
不思議な世界から一変、
現実に戻ったときのナミチカの不安や
ぎゅっとしてもらえる安心感がすごく伝わって、
子どものときに感じた記憶をふと思い出しました。
三人の子どもたちも最後の裏表紙に大興奮!
また読み返して、その瞬間を見つけてまた大喜び(笑)
スロヴァキアの森に足を踏み入れたような気持ちになる一冊です。 (maru34さん 30代・ママ 女の子8歳、女の子7歳、男の子4歳)
|