男の子の耳の奥に鳴りひびく忘れられない三つの音の物語。ダイナミックな絵本。
昭和30年代頃をイメージした青春映画のような内容です。表紙から片山健さんの迫力のある鯨の絵で迫ります。子供より大人向けの絵本と思います。
主人公の少年が、大太鼓を打ち鳴らすためのバチを作りながら、心に残る3つの音とそれにまつわる物語を思い出す話です。
たかし爺ちゃんのくじらの骨、父ちゃんの花火玉、そして幼い頃唯一のおもちゃとして遊んでいた”でんでん太鼓”。それぞれ異なる音と思い出の延長に、彼の打ち鳴らす大太鼓がまっています。
さあ、あとはおれが大太鼓を打ち鳴らす番だ。みていてくれ!おせいちゃん。
ふんどし姿の背中がかっこいい。うお〜〜〜!青春だぜ! (ジョバンニさん 40代・パパ 男の子5歳、女の子1歳)
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