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イワナを釣りに来て山奥へ迷いこんだ三平は山ン中にぽっと明るいまどを見つけた……。力を合わせて猫ばばを退治する痛快な絵本。
恐がりな息子には、小学生になってから読みました。
表紙絵を見て、第一声が「コワッ!」
「そんなでもないから〜」って、読み始めたら私の右肩に隠れてはじめ聞いていました。
道に迷った三平が、たどり着いた先が化け物猫の屋敷。
かつて飼っていた猫も、ここの大猫にさらわれて来たというあたりで、ははも寒気が。
なんといっても、障子に映る猫ばばの影。
包丁の切れ味を確かめるその姿は、迫力満点。
おまけに猫ばばの汚い言葉遣いに、息子は恐ろしさマックスの表情。
「やめようか?」というと、「大丈夫、続けて」と我慢の様子。
三平の檄で、猫ばばに立ち向かう子猫たちの奮闘シーンも大迫力。
ハッピーエンドで、安心したかと思ったら、「今日は一緒に寝てちょうだい」の一言で、久々添い寝をしました。
滝平先生の絵の魅力満載の作品です。 (アダム&デヴさん 50代・ママ 男の子12歳)
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