『だめだめママだめ!』 作者の天野慶さんと絵を描かれたはまのゆかさんに お話を伺いました!
だめだめママだめ!
ある満月の夜、窓からはいってきたあやしいかげ。次の日の朝、ママがだめだめになっていた……! でも、そんなママも大好きだよ!
いつもは、親に怒られてばかりいる子どもたち。 でも、もしもこんなふうに、 立場が逆になっちゃったら……。 うれしい? 楽しい? それとも、「そんなのダメ」って思っちゃう? 大人も子どもも大爆笑の絵本。
題名で???と興味をそそります。
表紙の絵で、何となく「ママの叱っている様子」がテーマかな、と思うのですが、
ちょっと違った変化球でした。
「だめだめ」といつもママやパパから言われている子どもたちですが、
その立場が逆転したら、というおはなし。
ある日、「ぼく」はすごい音で目を覚ますのです。
その正体は、好き放題しているママ!
部屋を散らかし、好き放題の飲み食い、服も行動も気の向くまま!
思わず「ぼく」が「だめー!」と叫ぶハメに。
なるほど、こんなシチュエーション、新鮮です。
意外にお互いの気持ちが分かるような気もしますね。
絵をよおく見ると、だめなママやパパを操っている、得体の知れない生き物?が
いますね。
そう、そう考えると、妙に納得してしまいます。
子育ての時のヒントになるかもしれません。
どちらかというと、大人向けのような気もしますが、
子どもが見ても、だめだめな大人って、妙にワクワクするような気がします。
ラストの「ぼく」の言葉が嬉しかったです。 (レイラさん 40代・ママ 男の子18歳、男の子16歳)
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