魔法使いの呪文で、王と王妃は子どもをさずかりますが、魔法使いとの約束を守らなかったため、ロバの子どもが生まれてしまいます。王と王妃にうとまれたロバのおうじは、一人城をでて行きますが……。
この本は、古本店で、叩き売り状態になっていたなかから、”バーバラ・クーニーさんの本だ!”と発覚して、中もあまり読まずに衝動買いしました。彼女の絵のファンなものですから・・・・
やはり期待を裏切られることなく、このいかにも、のグリム童話にすばらしい挿絵を描かれていて、醜く、さげすまれるロバの王子が、実に愛らしく、本の最後まで応援したくなる環境を作っておられます。
長女もだいぶ、挿絵の少ない長編物などを読みたがるので、読み応えも結構あります。逆に、あと10分でベッドに入って欲しい・・・・と思うときには、この本は全部読めません。 (クレアパンちゃんママさん 40代・ママ 女の子6歳、女の子2歳)
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