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勇気ある、木の人形ティリーのお話の続編。クリスマスに招いた親友の、クマのエドワードがなかなか来ません。「何かあったのね。助けにいかなくちゃ!」。ティリーの冒険が始まります。
『ティリーのねがい』の続編という感じなので、前作を先に読んでおいたほうがいいけれど、楽しさが前作に劣るとは思いません。子供も、どちらも読んでもらいたがります。ティリーは今回、友達のクマのぬいぐるみを探しに、家の外まで出てしまいます。何もかも人形にとっては巨大に描かれているので、読者にとっては巨人の国を冒険しているようにわくわくします。でも、クリスマスだけあって、物語の焦点はクマとの友情(ほとんど夫婦みたい)だと思います。ちょっと頼りなくても、助け合い、一緒にクリスマスを楽しめる大切な人がいるっていいな。 (ホートンさん 30代・ママ 男の子5歳、女の子4歳)
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