おにぎり、ハンバーガー、ラーメンに餃子・・・。みんなの大好物ばかり! でも、この食べ物たちって、一体なにからできているんだろう?そんな疑問を即座に解決! 小さなかわいい動物たちが食べ物を解体して見せてくれるのが、このユニークな絵本なのです。
たとえば・・・おにぎり! 小さなねずみさんたちが、三角おにぎりを解体してならべてみると・・・。
・小さな米粒 <たくさん>(数えようとしましたが途中で断念。) ・長方形の海苔 <一枚> ・うめぼし <一つ> ・しお <少々>
だってことがわかりましたよ! ではでは、いかにもいろんな具で作られているハンバーガーやラーメンはどうなんだろう?ワクワクしちゃいますね〜。小さな動物たちが、材料の具を運んでいる姿もとびきりかわいいのですが、何といっても美味しそうな食べ物たちにおなかがグーグー鳴りっぱなしなのです。毎日食べるごはん。お母さんのごはんもこんな風にいろいろな材料から作られてるんだって知ったら、なんだか一緒にお手伝いして作ってみたくなっちゃいますね!
『へんなかお』『へんなところ』『へんなおばけ』のシリーズでもその遊び心たっぷりの素敵な絵本を届けてくれた作者の大森裕子さん。今回は、食に焦点をあてた美味しそうな絵本。でも食べ物を解体しちゃうなんてやっぱり面白い!もともとは、雑誌の「こどもMOE」の付録で大反響を呼んだこの作品。サイズが一回り大きくなってますます美味しさ、面白さ倍増の絵本になっています。毎日の食事が楽しくなりそうな1冊、ごはんを食べる前にみんなで読んだらもっとごはんが美味しくなりそう。
(富田直美 絵本ナビ編集部)
おにぎり、ラーメン、ハンバーガー……身近な食べ物が何をもとに出来ているのかをたんねんに、かつとってもおいしそうに描いたユニークな発想の絵本。食の世界の豊かさ楽しさを子どもに伝える一冊。
まず表紙と裏表紙の絵が面白いので興味津々で読んでみました。
普段食べている「おにぎり」「ハンバーガー」「ラーメン」「餃子」などが何からできているのか・・・?と一緒に考える食育の絵本。
「おにぎり」も材料はご飯と塩と海苔ですが、表現の仕方がユニークでとても面白い。
子供たちが大好きなものばかりで、小学生高学年でも十分楽しめました。
最後の「ぼくらはなにからできているのでしょうか?」という問いの答えは、なかなか難しいですが、よい終わり方だと思いました。 (みっちー77さん 30代・ママ 男の子9歳、女の子7歳)
|