表紙の動物たちが森から顔を出したようなイラストがもうとても可愛くて・・
まず初めはイラストを楽しもうとページをめくりました。
ストーリーは動物たちがピクニックへ行くというオーソドックスなもの。
でもとっても色合いがきれいで、優しくて、とても楽しい気分にさせてくれました。
動物たちの表情もなんとも愛くるしいです。
森の葉っぱの音や川の流れる音、鳥のさえずりなど・・
森で聞こえる様々な音が登場し、お花畑に・・・青い空。
小さな頃にあこがれていたおとぎ話の世界がまさにここにあり!という感じでした。
作者のたちもとみちこさんも素敵な方で・・幼いころから絵本作家になりたかったという夢を叶えたという記事を読んで、納得しました。
小さな頃の記憶をたどりながら描かれているそうです。
絵本はストーリーも勿論ですが、やはり表紙のインパクトで手に取るか取らないか個々の好みも大きく分かれると思います。
この絵本は、本当に私好みで大好きになりました。