「小さな王さまとかっこわるい竜」 みんなの声

雨ばっかり降っている国って、こまるなあと思いました。

外であそべないからです。

でも、おしろにはたくさん子どもがいるから毎日あそべていいなあと思いました。

火の国ではおとうさんが子どもになっていたからびっくりしました。

他にもびっくりしたところがありました。あんまりくわしく書くといけないので書きません。

さいごはよかったと思いました。

おもしろかったです。

作者さんが好きで読みました。

王様と竜のお話ということで、男の子向けの迫力ある話？と思っていたけれど、地味〜な王様と竜が登場して、あれ？？
見た目あまり威厳のない王様なんだけど、王さまとしての心構えや精神はしっかりしてて、物語が進むにつれて少しずつワクワクと気持ちが上がって行きました。
読むだけなら低学年でも問題ないけど、高学年でも、もっと大きい子でも、なんなら大人でも楽しめると思いました。

なかがわちひろさんの新刊ということでずっと読んでみたいと思っていました。

中学年ぐらいの一人読みに向きそうな、特に男の子が好きそうなお話です。

竜が出てくるお話って男の子は好きですね。

ヒーローというよりは王様も竜もどちらかというと目立たない感じです。

でも、みんなのために何かできるかと考えた時の行動が早いのには感心しました。

火の国でおとうさん王様たちが子どもの様子で現れたのは驚きでした。

人の目につかないところで声高にはしないけれどがんばって人の役に立つことをしている人はたくさんいるんでしょうね。

清々しい感じが残るお話だと思いました。

代々、国民に何かを分け与えていき、小さな王さまは何も持っていません。
それでも自分も国民に何かを与えたいと竜といっしょに旅に出る小さな王さま。
代々、そういう心を持てる王族なんですねーと感心しました。
そうして王さまたちは不思議な体験をします。
王さまと竜の活躍が楽しめますよ。