話題
ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

  • かわいい
  • ためしよみ

はやくはやくっていわないで」 みんなの声

はやくはやくっていわないで 作:益田 ミリ
絵:平澤 一平
出版社:ミシマ社
税込価格:\1,650
発行日:2010年11月
ISBN:9784903908212
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,233
みんなの声 総数 29
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  • 「早く早くって言わないで」」この言葉にハッとするお母さんは多いのではないでしょうか。毎日の目の回るような忙しさの中、いつもいつも子どものペースに合わせてはいられない。「一刻も早く仕事に出たい」と思うとき、「この場をさっさと片付けたい。まだ次の仕事が待っているのに・・・・・・心のどこかがイライラしていると、「早くしなさい!「もうあの子もこの子もできてるよ!」と子供に言葉を投げてしまう。そんな時子どもたちはどう思っているんだろう。

    この絵本では大きな海を一人行く小さな船のつぶやきが子供の心と重なる。
    「はやくはやくっていわないで」「ひとつひとつじゅんばんちがう」「どうして急ぐ?」
    「ひとつひとつおおきさちがう」「ひとつひとつ重さが違う」
    「くらべられるとどきどきする」
    どきどきするとどうなるの?「どきどきすると、ひんやりする」・・・・心が冷たくなるんだね 「どきどきすると小さくなる。まっくらで悲しい気持ち」「できることやできないこといろいろある。」「どうしてできないの?」って聞かないで、言わないで。  ひっぱらないで押さないで。はやくはやくっていわないで」

    ちいさなふねはひとりで海をゆく。言えない気持ちをいっぱい抱いて。

    その時言ってほしかった一言が聞こえてくる「ゆっくり行くよ。ゆっくりおいで・・・]
     
    「待っててくれる?」 まってるよ。みんないっしょ。

    普段言えないこんな気持ち子どもたちの心の中には「一人の人」としての気持ちがちゃんとある。そんな思いに気づいてあげたら、こどもたちにかける言葉がかわるかもしれません。

    「いいよ、ゆっくりね。待ってるから。
    あなたのスピードで、ゆっくりおいでね」

    投稿日:2013/08/30

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  • 心に響く

    • ちょてぃさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子10歳、女の子6歳

    五年生の読み聞かせ会に読みました。5年生は、6時間授業、部活に習い事・・・皆、忙しい毎日を送っています。きっと学校でも家庭でも「早く!早く!」と言われていることでしょう。言われていないにしても、忙しい日々の中で自分で、早くしなきゃ!と思うこともたくさんあるでしょう。思春期の入り口で、いっぱい心の葛藤もあるでしょう。そんな年頃のこども達に伝えたいメッセージがぎゅっとつまった一冊なので、読後に担任の先生からも、「今のこども達の心に響くとても良い本ですね」と言っていただきました。大人のわたしも何度も読んでひとつひとつの言葉をかみ締めています。

    投稿日:2012/07/10

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    1
  • 子育て中のママに

    とあるネットショップでランキング上位になっていた絵本です。
    今まで、この絵本は知りませんでした。
    気になったので絵本ナビの立ち読みコーナーで読み。
    どうしても全てのページが読みたくなり購入。

    涙がじわり、じわりとこみ上げてきます。
    きっと。自分に思い当たる節があるから。

    こどもに『はやく。はやく』と言ってます。
    今では小学5年生と2年生になった息子たち。
    もっと。この絵本に早く出会えてたら・・・
    でも、今からでも遅くありません。
    この絵本に出会ってから、子供に対して『はやく。はやく。』が
    減ってきました。
    そして、表紙を見るだけで、自分の中の『イライラ』『モヤモヤ』が
    す〜っとなくなってくるのです。不思議な絵本ですね。

    大きな絵本なので、お部屋に飾っています。

    投稿日:2011/06/23

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  • ハタチ目線

    ずっと書店で探していました。
    話題になっているのになかなか見つからないなあと思っていたら、絵本コーナーではなく、大人の読み物のところに置いてありました。

    読んでみるとその理由がわかりました。

    レビューでも、子育て中だったり、子育てを終えた大人からの目線で書いてる方が多かったのが印象的です。
    それもすごく共感できました。

    わたしはまだ20歳なので、大人には全然なりきれていないし、どちらかというとまだまだお子様です。
    これから大人になるに向けて、人生で一番と言っても過言ではないのではないかというくらい、自分と向き合う時間が長い年頃です。(勝手な自論ですが…)

    なかなか先が見えなかったり、周りが自分の道を見つけ始めたりして、ついつい焦ってしまうことがあります。
    そんなときにこの絵本を読むと、一度落ち着いて考え直せます。

    誰かと比べても仕方がないのです。
    今まで培ってきた自分を今自分自身で受け入れて、自分と共に成長しなくてはいけないから。

    そんなことを思わせてくれる絵本です。


    単純に楽しめる語り方であるし、絵が馴染みやすいので小さなお子様にもおすすめです。

    小さい頃に読んだ本、成長した後にもう一度読み返すと、当時と感じ方が全然違ったりしますよね。


    きっとこの絵本は極端にそれを感じられる一冊だと思います。

    投稿日:2011/05/11

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  • 泣けました

    声に出して読んでみました。
    最初は大丈夫だったのですが、途中から感極まって声が詰まって読めなくなりました。
    何度読んでも同じ個所で涙がでてきました。
    娘は20歳になりましたので子育ては終わっていますが、あの頃夢中で娘に接していたことを思い出したのだと思います。

    この本は、子育て中のお母さんやお父さんだけでなく介護で高齢者の方に携わっている方にもぜひお薦めしたいです。

    投稿日:2011/01/19

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  • 親はドキリ

    早くして、早くしなさい、もーー!と1日に何度子供たちに言っていることでしょう。この本を読んで反省しました。その子なりのペース、早くできない理由、があるんですよね…頭では分かっていても一回一回それに付き合ってあげられる余裕がないことを反省しました。

    投稿日:2022/04/06

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  • 育児中の人には読んでほしい

    あー、もっと早くこの絵本に出会いたかったです。
    はやくはやく。私は今まで一体、何回この言葉を口にしたか分かりません。
    育児書などでも、良くないと書かれていて頭では分かっているつもりでも、なぜかやめられませんでした。

    くらべられるとどきどきする。
    どきどきするとひんやりする。
    どきどきするとちいさくなる。
    まっくらでかなしいきもち。

    こんな気持ちにさせていたんだなぁと反省しました。

    ゆっくりおいで。
    まってるよ。
    そう言ってあげられる余裕をもたなくてはいけないなと思いました。

    投稿日:2021/01/24

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  • 「はやくはやく」「なんでできないの」

    思ったり、口に出してしまうこと、あったと気づきました。

    子供と一緒に読みましたが、親の教育絵本になりました。
    自分だって他の人に言われたら、当たり前に傷つくのに、子供には気軽に言ってしまってる。
    読んだ言葉はブーメランみたいに自分に刺さりました。

    投稿日:2020/10/27

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  • 私も 子育てしていて 我が子に 「はやくしなさい」 こんな言葉を 言ってたことがあります

    この絵本を読んで ハッとしました

    大人は いろいろ時間に追われて 生活していて ついつい 子どもに 「はやくしなさい」ということあるのではないでしょうか?

    ひとつ ひとつ ちがう   
    一人 一人 ちがう 

    そんな 子どもの声が この絵本に込められていて 
      
    じっくりと 待ってあげること
    ゆっくり 見守ってくれること

    わからないこと いえないことが いっぱいあるんです
      
    こどもが 大人に 訴えている声に 耳を傾けてくれる 
    そんな大人が 一人でもたくさんいますように!  

    投稿日:2019/04/04

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  • それぞれの個性を大切に

    障がい者と接していると、ひとつひとつの言葉が響いてきました。健常者と足並みは揃わなくても、みんな自分をいきようとしているのです。無理強いすれば自分のシェルターにこもってしまいそうな彼らも、一歩一歩出来ることを増やしていけるのだから、見守って支えてあげることもとても重要だと感じました。

    投稿日:2019/02/17

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