「これ、本物だよ。だって写真だもん!」・・・「こびとづかん」の中で初めて出会った世にも奇妙な小人たち。それが本当に実在していたなんて!!
一年生になってから図鑑の面白さに目覚めた娘ですが、「鳥」や「動物」と同じ位置づけで、「こびと」という新しいカテゴリーをまじめに楽しんでいます!
病院にもしっかり持参して行き、退屈な待ち時間も、これ1冊で大いに楽しめました。パパに訳してあげながら、夢中で説明し続ける娘。なんだか私たち3人だけが、異様に盛り上がって、コビトと同じくらい不思議な空気に包まれていました。
いろんな珍しいコビトが登場しますが、娘のお気に入りは、カクレモモジリ。
「桃を切るときは注意が必要」と読んで、「桃のコビト、本当に切っちゃったらどうしよう? でも、大きいからすぐわかるよね。・・・だけど、暴れたらどうする? きっとおとなしいよね。」などと、いろいろ想像しながら、「大当たり!」の出る日を本気で楽しみにしている様子でした。
水辺に住むコビトもかなり強烈。
イケノミズクサは、一見ハスの葉のようだけれど、水中にこんなのが潜んでいるかと思うと、おそろし〜い!
鯉といっしょに水面に浮いているオオヒレカワコビトの顔は、かなりグロテスク。これが、パックされて、他の魚と店頭に並べられていたら、それこそ失神してしまいそうですが、
娘は、「お店で見つけたら、買おうね!」と、探す意欲満々に答えていました。
森に住むコビトの中からも、「ベニキノコビトを見つけて、食べた〜い! 上手に毒抜きして、シチューにして食べるの。」と、これまた張り切っていました。
そして、この夏1番嬉しかった思い出が・・・キャンプに行って、イエコビトの存在を確信したこと!
「あのね、1番最初の日に、キャンプのところのトイレでね、トイレットペーパーが三角に折ってあったの! これって、イエコビトの仕業だよね。・・・ってことは、Jもコビトに出会ったってことなんだよね!」と、帰りの車の中で、大興奮しながら話してくれました。
よかったね。コビトに出会えて、本当によかったね。コビトって本当にいるんだよね!