冬のあの日以外は退屈なトナカイさん。
しかたがなく始めたのがしりとりでした。
「トナカイの イから
イ、イ、イ、イ、イ、イ」
と、ひとりで始めると、
「イノシシー」
と言って、イノシシさんがやってきました。
シマウマ、マントヒヒ・・・と次から次へと動物たちがやってきました。
驚くトナカイさん。
でも、だんだん楽しくなってきます。
動物たちの登場が、勢いがあっていいですね。
最後、「ン」で終わって、しりとり遊びが終わったかと思ったら、
また、最初から?
退屈だったトナカイさんも、友だちがいっぱいきてくれて、
楽しそうで良かったな〜って思いました。
長谷川義史さんならではの愉快なしりとり絵本です。