「なりたて中学生 初級編」 ママの声

我が家はこの春父親の転勤で、小学６年生で転入した子供がいます。
６年生になる春だったので、正直あと１年待って中学校入学で引っ越そうか迷いに迷いました。
子供本人の前向きな気持ちもあって小学６年生で新しい学校に引っ越し、すんなり早々に馴染め結果よかったのですが、この本のこの状況は他人事とは思えず、興味を抱きました。
知らない学校でのスタートはそれはドキドキですよね。
そして中学生って、また小学校とは違ってくることも多いので。

成田鉄男くんが小学校卒業間近なところからお話がスタートします。
マイホーム購入により、中学からは知らない人間たちが集まる中学に進学する鉄男。頼れる親友2人とも離れ、少々不安なよう。
母親と一緒に制服の採寸に行ったり、部活紹介を聞いたり、なんだか私も新中学生気分を思い出してしまいました。
基本的には私の時もそうだったなーと思いました。自己紹介をするのではなく、座席表を配ったり、席は最初は出席番号順じゃないんだ等、私の中学とは違った面もあり、いろいろな学校があるよねと思いました。
新中学生に対する担任の瓜生先生の説明が丁寧です。