「ホンシメジ先生となぞのテングバナキン！」 ママの声

キノコが沢山登場する！
表紙の裏を見ただけで何だか笑えてしまいました（笑）

最初から何だか大盛り上がりで、ぐいぐいひきつけられていきます。
それにしてもカメムシの使い方･･･！！

『やねうらたんていモリー』に通じる、細やかな絵、そして笑えるけど意外と堅実なストーリー展開で、とても面白く読むことが出来ました。

いろんなキノコが出てきて面白いです。どれも、かわいいというよりは奇妙な感じですが、細かいところまで丁寧に描かれている絵は、見ていて飽きませんでした。怪人ベニテングがしかけたテングみたいな形をしたキノコを、カメムシのにおいでやっつけるというアイデア、びっくりです。今回はどうにか怪人ベニテングをこらしめることができたようですが、次回はどうなるんでしょうね。続きがあるような終わりかたをしているし、続刊が出ることを期待しています。

私はコマヤスカン先生のこの精緻に描かれた絵が好きなんですけれども、コマヤスカン先生の素晴らしい所は、菌を描かせても素晴らしい所ですね。今の時期カメムシが大量発生しているようですが、この本の中ではヒーロー寄りに描かれていました。