「オニのサラリーマン じごくの盆やすみ」 ママの声

地獄カンパニー社員、オニガワラ・ケン。
会社のため、家族のために、真っ正直に働きます。
第三弾は、お盆の仕事。亡者たちを現世に送り出し、からっぽになった地獄を大掃除します。

今回も、面白すぎて声をだして笑いました。きゅうりの馬とか流れ星（？）とか、それぞれの家庭の事情とか、えっ？そんなところでそんなこと？とか…。

ハチャメチャなようで、元になっている行事や出来事のキモが抑えられているから、安心して大笑いできるんだなぁと思いました。

お盆の時期にはかかせない、一冊です。

オニのサラリーマンシリーズが大好きなので、新しいお話が読めるのが嬉しかったです。
今年は帰省も自粛し、お盆休みという感じではなかったのですが、絵本で、お盆の雰囲気を味わいました。
お盆休みといっても、オニのサラリーマンは忙しそうです。
亡者が現世に里帰りする間に、地獄も年に一度の大掃除をするんだとか。
ピカピカになった地獄というのが、なんとも面白かったです。

『オニのサラリーマン』第３作目。
おなじみ、オニガワラケンと名乗る、地獄勤めのサラリーマンが主人公。
お盆ということで、亡者が里帰り、その間に地獄の大掃除という訳ですね。
お盆の光景が絶妙に織り込まれていて、まずは送り出すところからてんやわんやです。
本格的な地獄の光景も、大掃除となれば、違った味わいです。
今はやりの、池を抜くイベントも！？
おやおや、異世界の女神さんも乱入の様相ですね。
地獄もピカピカになったところで、オニガワラさんの本当の盆休み。
裏表紙に、その光景がちゃんとありますよ。
いいパパされていますねえ。
小学生くらいから楽しめそうです。

待ってました！第3弾！
もう、なんていうか、神様仏様の世界観を
くずさずにこんなにおもしろく描けるなんてすばらしい！
傑作シリーズだと思います。
地獄の窯もお盆はお休みというのを
昔祖母から聞いていたので、
それが絵本になった！というのはもう
感動でした。なるほど！と。
とにかくこの絵本はおもしろいです。
お寺にあってもいいと思います！
中学生でも笑って聞いてくれました。