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かたつむり」 ママの声

かたつむり 作・絵:キム・ミヌ
訳:わたなべなおこ
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2022年03月18日
ISBN:9784751530696
評価スコア 4.2
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  • いいお話

    お兄ちゃんたちについて行こうと

    必死に自転車をこぐ男の子。

    ペダルがついてない自転車では

    遅くてついていけません。

    一生懸命頑張る男の子を

    応援したくなりました。

    かたつむりというタイトル

    読めばわかります。

    見えない景色が見えたと思います。

    投稿日:2023/12/28

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  • 会話しながら

    絵本には珍しい、セリフのない漫画のような構成でした。
    3歳の娘は「字が少なーい」と不服そう。心の機微みたいなものは、まだ説明なしでは難しかったかもです。
    2回目は「こうしたいんだね」「こうなっちゃったね」「どんな気持ちだろう」と会話しながら読んでみました。今度はじっくりと絵本と向き合えたようです。
    親に余裕がないと良さが味わえない、親にこそ「ゆっくりを楽しむ」が刺さる、そんな本だと感じました。

    投稿日:2022/08/31

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  • ゆっくりでないと見られない景色

    お兄ちゃんに必死でついていこうとするけれど、ついてくるなと言われてしまう男の子がいじらしく、胸が痛みます。けれど、自転車を速くこげるお兄ちゃん達は、小さなカタツムリに気づくこともなく、美しい夕日をじっくりと眺めることもなかったことでしょう。ゆっくりでないと気づかないことがある。ゆっくりだからこそ見られる景色がある。我が家の子供達は、自転車を漕ぐのもすっかり速くなりましたが、「最近は、何をするにも若い頃より時間がかかって」と嘆いている親に、この本を読ませてあげたくなりました。

    投稿日:2022/08/31

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  • お兄ちゃんやお姉ちゃんに追いつきたい下の子の気持ち。きっとどこにでもあるワンシーンなのでしょうね。自分の力ではまだ追いつけなくて焦ったり悲しい気持ちになったり…。だけど、ふとしたことから「今の自分だけにしか見れない景色」に気づき、その瞬間がこれからの自分を支える勇気になったのだと思います。
    下の子ってどうしても上の兄姉と比べてできないことも多く、一歩間違えると卑屈になったり自分を認めてあげられなかったりします。「今のままでいいんだよ」って温かい目で見守ってあげたいとあらためて思いました。

    投稿日:2022/08/31

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  • 自然がきかせてくれること

    小さな男の子は、まだペダルのついた自転車に乗ることができません。お兄ちゃんたちのように、自転車に乗りたいのに、、。モノクロのページから、男の子の気持ちがつたわってきます。木に登って夕日に感動している後ろ姿がいいですね。モノクロだった世界が、とてもきれいに輝いています。

    まだきいたことのないはなしを
    自然がきかせてくれたら
    大人の私も「わあ!」とよろこびたいなと思いました

    投稿日:2022/08/30

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  • 印象的な赤

    まだペダルのない二輪車にのっている、主人公の「ぼく」。
    お兄ちゃんやお友達は、本物の自転車に乗っていて、お兄ちゃんの1漕ぎは、ぼくの3蹴り。

    ぼくはお兄ちゃん達についていこうとするけれど、とても、とても追いつかない。そんなぼくが経験したのは…。

    ほんの数十分の出来事の中で、小さな「ぼく」の心の動きが、シビアに、ダイナミックに描かれています。子どもの視点というより、大人になった人がふり返って読む本なのかなぁと思いました。

    「ぼく」のヘルメット、かたつむり、夕日だけが、赤く描かれ、それがとても印象的でした。

    投稿日:2022/08/28

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  • 自分のペースで

    モノクロで描かれた静かなイラストの中に、男の子のヘルメットだけが赤く映し出されたおしゃれなイラストに惹かれ、手に取りました。
    ペダルのない自転車に乗る小さな男の子。お兄ちゃんについて行きたいけれど、置いていかれて寂しい思いをします。そのとき男の子はゆっくり木を登るかたつむりを見つけ、周りの世界の見え方が変わり始めます。
    「この世界の主人公である君へ」という作者のメッセージにジーン。「子どもに早くいろんなことをできるようになってほしい」と思ってしまう自分の心にぐさっと刺さりました。大人にも響く絵本だと思います。

    投稿日:2022/08/23

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  • ぼくにしか見られない世界

    心に訴えかける絵の補足として文が少しあるせいか、対象年齢は3?5歳となっていますが、これは大人だって十分楽しめると思います。
    あっさり読もうと思えば読めてしまいますが、じっくりページをめくると、「深い!」。思わず唸ってしまいます。

    モノクロの細かい線画に、たった1色おとこのこの自転車用ヘルメットの赤。おとこのこにグッと惹き込まれます。

    おにいちゃんたちと一緒に遊びたくて、ペダルのない自転車で必死について行こうとする おとこのこ。随分と離されたところで、おにいちゃんが戻っきて期待したのもつかの間、“ついてくるな”と放たれた言葉。
    おにいちゃんから突き放された おとこのこ の気持ちを考えると、胸がキュッと締め付けられます。
    しかも、道を外れて坂から落ち、自転車ごと放り投げだされ、誰も助けてくれる人がいない、一人ぼっち。もう、世界からも見放されてしまったような絶望。

    そんなとき、おとこのこの大事な頭を守るヘルメットと同じで、大事な体を守る赤色の殻を持つ かたつむり が。
    色と、ゆっくりとしか進めないスピードと、共通点が多い かたつむり が見せてくれた世界は…、それはその人しか見ることができない世界でした。

    わたしはこのままで良いんだ。わたしにしか見られない世界もあるんだ。そう気づかせてもらえました。
    4歳の子どもがどこまで感じ取ったかわかりませんが、時を経るにつれ、色々と感じ取って味わって欲しいなぁと思います。

    世界に置いてけぼりにされたように感じている人に、そっと手渡したい絵本です。

    投稿日:2022/08/20

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  • 子どもも大人も励まされる1冊。

    表紙からは想像も出来ないほど素晴らしい作品でした。可愛らしい絵本かな、と思っていると胸にグッとくる素晴らしい作品で、何だか勇気をもらえました。

    うちの子供もこの絵本を読むと何となく表情がホッとしたような表情に変わった気がしました。自分のペースで頑張れば良い、という事が伝わったのかな。とちょっと思いました。

    追いかけなくても良い、無理をして背伸びをしなくても良い。自分なりのペースで前に進めばいい。
    作者のメッセージの”この世界の主人公である君へ”と言うメッセージが凄く素敵で、本当に一人一人が世界の主人こうなんだよ。と気付かせてくれる一言でした。人と違って当たり前。出来なくたって当たり前。自分なりに頑張っていれば大丈夫。

    何だか凄く心が励まされる一言に大人の私も胸が熱くなりました。子供達にこの絵本を読んであげてから子供達の表情が少し変わった気がしました。出来ない事が有っても怒ったり物を投げたりしなくなって来た気がします。絵本の力は本当にすごいですね。子供の心にもちゃんと響いてくれていると思いました。

    韓国の方が書かれた絵本を手にしたのは初めてでしたが、絵も文章もとても素晴らしく、これからもきっとこの方の作品に目を向けると思います。

    とても素晴らしい1冊だと思いますので、贈り物やお子さんへの読み聞かせにピッタリだと思います。
    とてもお勧めの作品です。

    投稿日:2022/08/17

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  • 子どもが励まされるお話

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子6歳、女の子2歳

    ペダルのない幼児用の自転車に乗る少年は、兄の自転車についていこうと必死で頑張るのですが、兄に「遅い」と言われ、置いてけぼりにされます。しょんぼりと歩いていると、目に前の木にいたかたつむりが…。兄弟や友だちの間でも能力差を感じる事があると思います。自分は劣っている、出来ない。ではないんんだよ!と、子どもを励ましてくれるお話です。

    投稿日:2022/08/11

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