ムームーさんはニットやさん。旅をしながらいろんなニットを編んでいます。
ウサギさん、ヘビさん、キリンさん・・それぞれの悩みにピッタリのニットを編んであげます。
編み棒と毛糸玉さえあれば、いつでもどこでも出来て、色も模様も自由自在、アイデア次第でどんなものだって作れちゃう。編み物はまるで魔法みたいですね。
最後は町のみんなとも協力して、渡り鳥さんたちのために素敵なニットを作ってあげます。
昔、私の母もよく毛糸でセーターやチョッキ(古い?)を編んでくれていました。
小さくなって着れなくなったら毛糸をほどいて毛糸玉にして、また新しいニットを編みます。
お店で売ってるようなオシャレなデザインではなかったけれど、私のイニシャルの入った世界でたった1枚のニットは、本当に暖かかった。
優しいお話と落ち着いた色合いの可愛らしいイラストに、心もほっこり温かくなりました。
クリスマスや冬のプレゼントにも喜ばれそうな1冊です。