私自身が子供の頃に読んだ本です。
大人になってすっかり存在を忘れていたのですが、最近偶然何かで見かけて(教育テレビのてれび絵本だったかな?)思い出し、無性に読みたくなって子供に借りてきました。
久しぶりにおばさんの魔法のような(魔法の?)料理に出会えて、胸の奥がくすぐったいような懐かしい気持ちになりました。
きちんとおめかしした男の子と女の子を、おばさんが子ども扱いせずに「お客様」とて扱っているところも、子供ながらにうらやましい様な、憧れのような感情を抱いていたのも思い出しました。
三歳の息子も気に入ってくれるといいな、と思いながら読み聞かせましたが、途中おばさんの料理にびっくりしたのか無言。(いつもは色々話しかけてくるので)
終盤美味しそうな料理が並ぶと「うわ〜♪」と喜んでいましたが…
まだちょっと早かったかな?と心配しかけましたが、その後何度も自分で絵本のページをめくって読んでいました。(無言だったのは絵本の世界に引き込まれていたからだったのかな?)
おばさんのごちそうは息子の心も掴んだようです。
最後のオチは、今回読んで初めて気が付きました!
子供の頃は気がつかなかった…!
そうかおばさんは…、そうだったのね!
数十年ぶりの新鮮な驚きでした。