アメリカの偉大なる詩人、エミリー・ディキンソンのことを
知らないまま、読みました。バーバラ・クーニーさんの挿絵の
絵本だったので。
ああ、やっぱり素敵。
エミリーの詩も今度読んでみようって思いました。
絵本の中でのセリフ、
「それ、詩なの?」
「いいえ、詩はあなた。これは、詩になろうとしているだけ」
と書いたのはエミリーではなく、この絵本を書いたマイケル・
ビダードさんではあっても、でもやっぱり詩人だったらこんな
風に言うのだろうなあってうっとりしてしまいましたし(もし
かして、こんなフレーズがある詩があったりするのかしら?)。
物語の運ばれ方も詩人の物語にとてもふさわしいように思えて
(エミリーの詩を知らないくせに勝手にそう感じてしまって
いるのではありますけれども)詩のようでもあり音楽のようでも
あるなあって思いました。
さて、この絵本、いつ、手元に置こう?
娘はどう思うかわからないけれど、やっぱり娘にも読んで
もらいたいから「詩」を少し理解するようになる小学生くらい
の頃がいいかしら。できればエミリー・ディキンソンの詩を
一緒に置きたいな♪