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エミリー」 ママの声

エミリー 作:マイケル・ビダード
絵:バーバラ・クーニー
訳:掛川 恭子
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1993年
ISBN:9784593503032
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,745
みんなの声 総数 15
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  • 色々な生き方。

    その人ならではの生き方があるのだなぁと感じられる1冊に思いました。
    少女とのやりとりにはどこか読み手も喜びを感じてしまいます。
    バーバラ・クーニーの描くイラストも美しく、ストーリーによい味わいを加えてくれていてすごくよかったです。

    投稿日:2021/01/15

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  • 詩ってなあに?

    バーバラ・クーニーの絵に惹かれて手に取りました。
    実在した詩人エミリーと幼い少女の交流が描かれます。
    向かいに住む、ほとんど家の外に出ないなぞの女性ですが、少女にとっては親しみをもてる存在だったのです。
    「詩ってなあに?」という少女の素朴な疑問に対する、少女のお父さんとエミリーの答えが素敵でした。こんな素敵な詩の定義って他にない気がします。

    投稿日:2015/01/17

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  • 天使はいつもとなりにいる

    アメリカの偉大なる詩人、エミリー・ディキンソンのことを
    知らないまま、読みました。バーバラ・クーニーさんの挿絵の
    絵本だったので。

    ああ、やっぱり素敵。
    エミリーの詩も今度読んでみようって思いました。
    絵本の中でのセリフ、
    「それ、詩なの?」
    「いいえ、詩はあなた。これは、詩になろうとしているだけ」
    と書いたのはエミリーではなく、この絵本を書いたマイケル・
    ビダードさんではあっても、でもやっぱり詩人だったらこんな
    風に言うのだろうなあってうっとりしてしまいましたし(もし
    かして、こんなフレーズがある詩があったりするのかしら?)。
    物語の運ばれ方も詩人の物語にとてもふさわしいように思えて
    (エミリーの詩を知らないくせに勝手にそう感じてしまって
    いるのではありますけれども)詩のようでもあり音楽のようでも
    あるなあって思いました。

    さて、この絵本、いつ、手元に置こう?
    娘はどう思うかわからないけれど、やっぱり娘にも読んで
    もらいたいから「詩」を少し理解するようになる小学生くらい
    の頃がいいかしら。できればエミリー・ディキンソンの詩を
    一緒に置きたいな♪

    投稿日:2012/05/15

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  • 絵が美しい

    不思議なお話しですが
    エミリーは決して変な人ではありません。
    白い服を着て詩をかいたり
    音楽を聞いたり、景色をみたり。
    たとえ隠遁生活をしていてもきっと心は満足していたでしょう。
    そんな印象を受けました。
    変な人でもなく、清い心を持つ人物だと感じました。
    クーニーの絵がそうさせたのかもしれません。

    投稿日:2011/09/25

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  • エミリーとの出会い

     20年間も外に出ない隣人のエミリー。あるきっかけで、「わたし」はエミリーに会うことができました。子どもらしい純粋な好奇心が、エミリーに通じたんだなと思いました。
     いろいろななぞに出合いながら、成長していく「わたし」がすがすがしいです。
     詩について語るパパや、ドレスアップしたママが素敵です。

     おだやかな文章と、クーニーさんの繊細な絵がぴったりで見応えがありました。
     

    投稿日:2010/10/31

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  • 最後の挿絵「夏への扉」を連想しました

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    しいて言うと「伝記絵本」でしょうか?
    実際にいた有名な詩人の半生を描いた作品だそうです。
    でも、私はこの詩人を知らないので、どんなに素晴らしいかが色々描かれていましたが、よくわかりませんでした。

    また、この「エミリー」という人は、かなり個性的な性格、もしくは心の病気を持っていた(らしい)ので、
    ほとんど外に見えるエピソードはなかったらしく、
    一部の噂と、彼女の机の引き出しに残されていた数々の詩の断片と、
    彼女の世話をしていた妹の証言などから推測された世界が描かれています。

    一番最後の、白い扉が開いて、外の林が見えている絵は「(SF小説)夏への扉」のさし絵と似ていて、インパクトがあるなぁと、思いました。
    この絵本では、ルピナスさんは影の主人公で、見た目の主人公は語り手である隣に住んでいた小さな女の子でした。

    絵本としては少々字は多いですが、なかなか味わい深い、面白い作品でした。
    ちょっと変わったエミリーの性格を読み取るのが難しいので、小学校高学年以上の方にお薦めします。

    投稿日:2010/09/27

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  • クーニーの絵

    これは子どもというよりは大人が楽しむ絵本かもしれませんね。

    クーニーの絵が好きなので読んでみましたが息子は興味薄でした。
    私の向かいの家に住むなぞの女性。私はその人を密かに「エミリー」と呼んでいます。

    隠遁生活をおくるなぞの女性は?子どもだけでなく大人の好奇心もくすぐられそうです。

    雪の情景が出てきますが、クーニーの絵は静謐、穏やか、繊細で、このお話にマッチしていると思いました。

    冬の時期に一人でゆっくりとした時間に絵と共にお話を味わいたいような本だと思います。

    投稿日:2010/02/21

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  • 強い意思を感じます。

    エミリーという、一人に女性の人生を、向かいの家に住む少女の目を通して描いた秀作。
    詩人のエミリーは、今で言うひきこもりの状態で謎が多く、周囲はいろいろ噂します。
    確かに普通に読んでいても、彼女の行動は不可解です。
    でも、問題はそんな事じゃない。最後の手紙で、わかりました。
    彼女はちゃんと幸せなんです。
    ひきこもっていても、少し変わっていても、どんな形であれ自身の持っている幸せと共に生きているのです。
    その事の方が重要だと思いました。
    それを世間的にはどうとるか…。
    今の時代だからこそ興味があります。
    人にはそれぞれにあった幸せがあるのだと気づかされた本です。

    投稿日:2009/06/10

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  • ニューイングランドの気風

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子9歳、女の子4歳

     詩人エミリー・ディキンソンと少女の思いがけない出会いの日を、美しく格調高い絵で描いた絵本。
     気品にあふれ、清楚で伝統的な米国ニューイングランド地方の気風の伝わってくる作品です。歴史伝記絵本として米国では高く評価されています。
     ディキンソンを知る絵本として秀逸。クーニーは現代米国を代表する絵本作家(画家)の一人でしたが、日常的に現代の子供に親しい絵本作品はあまり残していません。子供が主人公の絵本もあるけれど、これもまた古い時代が背景となるもので、子供の通った(通う)プレスクールなどではあまり身近に目にはしませんでした。
     マイノリティー米国在住者としてわたし自身、この「古い時代」というのが苦手です。つまり、公民権運動だってまだ起きていないし、絵本の中にも階級制度が色濃く表れているわけであって……。100年ぐらい前のことだと、自分とつなげて考えてしまいますね。だから、どうしても多様性を謳う絵本に魅せられる傾向があります。時代を考慮すれば、普遍性はもちろん彼女の絵本にも存在するわけですが。
     でも、クーニーのイラストは本当に気高く、上品で美しい。米国のこの時代のニューイングランド地方を知る、ディキンソンを知るという意味でおすすめします。最後にディキンソン直筆の詩が掲載されています。

    投稿日:2003/09/12

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