私は小さな頃、かこさとしさんの絵本に魅了されて育ちました。
その中でも、この絵本は、どこかちょっと苦いというか痛いような・・・そんな思い出があって、久々に読み返したときには!っと思い返しました。
4歳の頃の私は、あおいめちゃんがかくれんぼしてみんながいないよーと泣く姿や、くろいめちゃんがおだんごのつちを食べちゃったよーと泣く姿、そして茶色い目ちゃんのシャボン玉の液を思いっきり吸い込んでしまってなく姿・・
どれも可愛そうだなぁ。お口の中苦そうだな・・と共感の思いでお話の中に入り込んでいたのでしょう。
最後はもちろん、みんなで仲良く!
なのですが、これだけでは終わりません。
思い出しました!最後の強烈なおちを。
蜂に刺されてめがまっかっか!!
ハッピーエンドではなく、あぁあ・・と子ども心に心傷んだのを思い出しました。
それでも、なぜかこの絵本が大好きだった私。
久々に読み返すと、小さな頃、読んでもらったのを思い出しました。
改めて読み聞かせの大切さを痛感。
かこさとしさんワールド満載です。
まるまるでつくった切り絵の挿絵も独特で素敵です。
読み聞かせした年齢の4歳というのは当時の自分の年齢です。
続編も大人になって読みました。