文字の無い、絵だけのシンプルな作品で、
まさしく「いろ」と「かず」で「あそぼうよ」の世界です。
レオ・レオニの作品によく出てくるねずみたちが、
色の世界や数の世界を案内してくれます。
色彩は微妙な色合いで、実は赤、青、などと言い切れないかもしれませんが、
子どもの目には優しい色合いだと思います。
数のところは、どんどんねずみの数が増えていくのですが、
一人ぼっち(この表情も絶妙です!)から、
出会い、子どもが生まれて、という風に想像することも出来るのが
ポイントですね。
お子さんに合わせて親子でいろいろ応用して活用できそうです。
奥付けを見ると、原題は『COLORS』『NUMBERS』と2冊になっており、
翻訳の時再構成されたようですね。
コラージュ作品なのでしょうか、独特の風合いも素敵です。