ぷっくり ぽっこり(偕成社)
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メルヘンチックな絵とお話の流れの中、友情・分かち合い・自然との共生など、たくさんのメッセージの詰まった作品でした。 教訓本やメッセージ色の強い作品は、あまり好まない私ですが、この作品はとても素直に心の中に入って来ました。 お話は、雲から糸を紡いで、布を織る少年。 おかあさんから教わった通り、空からの贈り物を≪少しもらって、必要なだけ≫布を織っていました。 その日の空模様で、それはそれは素敵な布を織りあげる少年の作品が、王様の目に留まり、王様から困った命令を受け、・・・・・・。 絵がお話と本当にピッタリでした。 この世界にしっかり引き込まれ、帰って来たという感じのする作品でした。 何度か読んでいるうちに、次年度の卒業おめでとうおはなし会″に読んでみるのも良いかもと思いました。 早速、次年度候補作品として図書ボランティアの仲間に報告します。
投稿日:2016/01/07
表紙の絵がとっても素敵だったので、私が選びました。すごく良かったです。 空の雲から糸を紡いで、布を織る少年。朝の雲、夕焼け時の雲、時間帯によって取れる糸の色も違うんです。何て素敵なんでしょう。 少年はその糸で織ったマフラーをして街に行き、王様に自分用、妃用、姫用のマントを作らせますが、雲がなくなってしまうんです。それだけ多くの糸を使うので。 でもそこに救いが。 必要なものを必要なだけ。欲張らない。大切なことを教えてくれます。 すごく素晴らしいお話なので手元に置きたいと思っています。
投稿日:2013/01/19
ユニークなイラストに惹かれ、手に取りました。 少年が、「雲は空の贈り物、少しもらっているだけ織ります」と歌いながら、雲をつないでいきます。 その素晴らしい出来栄えを見たお王様が、たくさんの布を織るように命令するのです。 すると少年が心配した通り、雲がなくなって、雨が一滴も降らなくなり、土地が荒れ果てていきます。 環境問題をテーマにしているお話ですが、雲を紡ぐという設定が素敵で、説教臭くなくてよかったです。
投稿日:2021/08/08
表紙の絵と雲をつむぐというストーリーに惹かれて購入しました。 絵が絵画のようでとても美しく、景色の風景に癒されます! あさのくもから金いろの糸、ひるのくもからまっ白な糸、ゆうやけぐもからあかねいろの糸を…と、誰もが子供のときに夢みた空の世界が描かれていて、その世界観にどっぷり浸ることができました。ストーリーも必要な分だけとることが自然と共生して生きるうえで大切であるというメッセージ性も強く、子どもにとって大切なことを教えてくれて、それでいて楽しめる絵本だと思います。お気に入りの1冊になりました。
投稿日:2015/12/12
あるところに、雲から糸をつむいで布をおる少年がいました。 丘のてっぺんにある家の屋根の上で、雲が通るたび少年は糸車でことことことこと糸をつむぎます。 そして、機織り機でとんからとんとん布を織るのです。 すべては、お母さんから教わった通りに。 ある時村に、王様がやって来ます。 王様は少年がマフラーを巻いているのを見つけ、「わしにも、もっとずっと長いマフラーをこしらえるのだ!」と命令して…? 少年がお母さんから教わった、『くもは空のおくりもの すこしもらって いるだけつむぎ いるだけおります とんからとん』という布を織る時の歌が心に残りました。 これは、すべてのことに当てはまるのではないかと思います。 次から次へと新しいマントや服を作るよう命令するごうつくばりな王様のようにではなく、必要な分だけ自然から分けてもらう。 まさに『足るを知る』ということではないでしょうか。 このお話を通して、子供達が大切なことに気づいてくれるといいなと思いました。
投稿日:2013/01/23
綺麗な絵の表紙に惹かれて手にとった絵本ですが お話も素敵でした。 雲から糸を紡ぐ少年 母の教えを守り必要なだけ 糸を紡ぎ、布を織る少年 王様の命令で、たくさんの布を織ることに。 欲張りで自分勝手な王様に キチンと一度はNOを言える少年がえらいなぁ でも王様の命令は絶対なんですね・・・ おひめさまが思いやりのある子で救われます。 最後まで理解のできていない王様とお妃様がかわいそうな人だな とも感じました。 子供も「王様ばかだね」ときつい一言。 現実世界ではもらいすぎてしまったら、 簡単にもとに戻すことはできないけれど、 お話の中では、もらいすきてしまった雲を 簡単にもとに戻すことができて良かったね と、いう内容の話しを子供としました。 理解してくれているといいな… 作者の紹介に この作品は 友情・わかちあい・自然環境の大切さ などを 考えてもらうの創作寓話がもとになった。 とありました。 自然から必要な分だけ分けてもらい生きる。 山の表情からもわかりやすいメッセージを受け取れます。
投稿日:2012/12/24
素敵な絵なので思わず手に取ったのですが、 内容も絵に負けずとても深く、素敵なお話でした。 雲から少しずつ糸をつむいて布を作っている少年。 「必用なだけつむいで、作る」というモットーの元に生活しているところに、わがままな王様が現れます。 王様用のものを作ってるうちに、雨が降らなくなってしまいます。 少年とお姫様の取った行動は・・・読んでのお楽しみです。 「必要なだけ」というキーワード、今の時代の人々の生活への警句ですよね。読みながら普段の生活を考えさせられました。 愚話風のストーリーが説教臭くなく、これからを生きるのに大事なことを伝えてくれてると思います。 子供のお気に入りのナンセンス絵本ではないけれど、購入して手元に置いておこうと思いました。
投稿日:2012/09/17
雲から糸をつむぐ少年のお話。 少年はお母さんからの言いつけを守り、必要なだけつむぐというのをずっと守っていたのですが、王様がそれに目をつけたからさぁ大変。 少年が、たくさん紡ぐのは良くないと進言しても、王様は聞き耳持ちません。仕方なく少年は糸をつむぎ、布を織ります。。 そのうち、空からは雲が消え、雨が降らなくなってしまいます・・。 絵は独特な雰囲気を持ち、まるで小さいころ家にあった昔の土鍋のようなひびがはいったように見える絵です。そして、雲や雲から作ったドレスやらマフラーなどがふんわりと描かれていて本当に暖かそうな印象でした。 子供と欲張りすぎるとダメなことや、自然と共存することの大切さなど、話し合えるきっかけとなりました。 とてもメッセージ性の強い絵本だと思います。
投稿日:2012/04/27
『Cloth from the Clouds』が原題。 韻を踏んでいるのでしょうか、この題名も素敵です。 雲をつむぐ少年のお話、と副題があります。 教育者だった作者が、子どもたちに、友情、わかちあい、自然環境の大切さを 考えてもらうための寓話がベースになっているとのこと。 雲から糸をつむいで布を織る少年が主人公。 少年は母に教わったとおり、雲をもらうのはいるだけ、を守っているのです。 ところが、欲深い王様がその布に目をつけたから大変。 たくさん織るように命じたために、雲が無くなって、の騒動です。 王様の娘だけが、その真意を理解していたようですね。 少しデフォルメされた絵が寓話らしい世界観を演出しています。 風景であるはずの丘の描写は、よく見ると絶妙な表情を持っています。 わざと作ってあるひび割れの持つ効果も面白いです。 雲は空の贈り物。 そのフレーズが、ストン、と伝わってきました。
投稿日:2012/04/15
雲をつむいで布を織ることができる少年。 雲が糸になり、布になるなんて素敵な発想ですね〜^^ その少年に目をつけ、無理に織らせる王様。 雲から色んなものができるのはすごく素敵だったけれど、織りすぎると大変なことになるそう。 一体大変なことって何? 最初はわからなかったけれど、だんだん減っていく雲をみて息子は「わかった!」と大興奮! 曇ってただ浮かんでいるんじゃない。 とっても大切な役割を持っている。 そのことに気付いた息子はとっても得意顔でした^^ 偉そうでいや〜な王様だけど、娘のお姫様は気がきく素敵なお姫様でよかったです。
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