絵本ナビクイズで興味を持ったので読みました。
コロボックルの絵は初めてなのですが、色彩の美しさと楽しい絵に魅了されました。
文章もテンポがよく読みやすいお話でした。
この絵本を読んでから、ミキハウス発行の別の「はだかの王さま」を読みました。その本では二人の男はペテン師とあったのですが、こちらの本では「ふたりの男」とあり、同じ話でも少しずつは違うものだなと思いました。
こちらの本を読んでいると、「おしゃれ好きもほどほどにね」という気持ちになりました。度を過ぎる欲というのはやっぱりいけないものですね。
子どもの時に読んだように、子どもの素直さを感じました。アンデルセンの子どもに向ける優しさも同時に感じられるような気もしました。
いろいろなことを考えさせてくれるお話なので、別バージョンも読んでいきたいと思います。