「たまごさんがね‥」 せんせいの声

離乳食でたまごをたべはじめたので
たまごさんのお話を読みました。

１０ヶ月の娘
にこにこしながら聞いてくれます。

でも、よく見ると絵じゃなくて
わたしの顔を見ながら、にこにこ。
『ころころころ･･･』
『あっ　あ〜』
『じりじりじりじり・・・』
と読んでいるわたしの顔もおもしろいみたいです。
同じ言葉のくりかえしですが、
何度読んでも楽しい！そんな魅力が伝わるのかな。

最後は、
お皿のトマトさんやウインナーさん、たまごさんたちを
ぱっくっと食べるまねをして
満足そうに聞き終わる娘です。

０歳のお子さんにも
おすすめです。

言葉のテンポが面白く、１歳前半の娘が、全文を喃語とサインながらも暗唱してしまいます。
図書館からお借りしたのは半月ですが、数ヶ月たった今でも口にするのです。

・一般的に擬人化されにくい食物が主人公なこと
・ころころころ、じりじりじり、といった言いやすい繰り返しの音
・おいで〜、という、子供にわかりやすい表現
が、食べ物大好きな我が子の好きポイントなんだと思います。

とよたさんの他の有名作品より、ずっとシンプルで可愛らしい絵面も、個人的に気に入っています。

たまごさんがお出掛けするお話です。

おっと危ないっ！！とハラハラしてしまうページもありますが、なんとも機転の利くたまごさんに笑わせてもらいました。
たまごさんが調理されていく過程も描かれていて面白いなぁと思いました。
最後のページが印象に残りました。

可愛らしいイラストなので、乳児さんには是非読み聞かせてあげたいオススメの一冊です☆