森に住むモンスターのローリーポーリーは人間を驚かすのが大好き。今日も嫌な声で「ローリ・ルーリ・ロー!」するとビックリした女の子が絵本を落として行った。「何だろ、これ?」
それ以来ローリーポーリーは人間を脅すことも忘れ絵本に夢中。これに怒ったおばけ村長に村から出て行くよう言われてしまう。それでも気にせず本ばかり読んでいると・・・。
特に次の一節が印象的。
【ローリーポーリーはほんにかこまれてだいまんぞくです。】・・・僕と同じやん!
絵によって好き嫌いが別れる気がしますが、6つ目の怪人や口の裂けた花などお化けがたくさん出てきます。お化けが好きなお子様は十分楽しめます。
「あらまっ」と思えるラスト、可愛らしかったです!大型本なので数人を前にして読み聞かせ出来ます。