油絵で描かれていて迫力満点な絵なので、人によってはひいてしまうかも。
けれど、子どもたちはドキドキ・ワクワクらしく、とても魅かれていました。
よーく見ると、きつねには愛嬌があります。
テストといえばペーパーテストですが、これは物の二者択一のテスト。
これがおかしなテストで、正解してもあまり嬉しくない結果に・・・。
むしろ外れていたい。
でも、先が気になって正解して先に進んでしまう、主人公ののぶこ。
子どもの怖さの中の好奇心がよく伝わってきます。
小4の長女は表紙から気に入っていました。
猫は「わー、気持ち悪い」
虎では、先がどうなるか考え、
最後にもう一度のぶこがやってみたいと考えた所では
「え〜、こわい。でもやりたい」
としっかり、この不思議な世界を楽しんでいました。
3歳の次女は、表紙は見ていましたが、
最初はノーリアクション。
次第に引き込まれていき、どっちを選ぶか無言で指差ししていました。
最後の虎のシーンは、「こわい」と言って、目をつむっていましたが、帰ってきたら「もう大丈夫」と自分で納得してました。
不思議、不思議なきつねのテストの世界です。