一寸法師の話... 日本の昔話の中では、定番中の定番ですよね。でも、不思議なことに、親指の大きさくらいしかない子の話で、おわんに乗って箸を櫂にして川をくだるところ、姫に寵愛されること、鬼と戦うところ、最後に打ち出の小槌で大きくなるところ、それらは全〜部覚えているのですが、どうやって生まれてきたのかが、記憶から完全に抜け落ちていて、おばあさんの親指から生まれてきただなんて、びっくりしました。そうだったんだっけ?!? 驚きでした!!
そして、またこの本の紹介の短文の、知恵と勇気で幸せになると書いてあるのを読んで、あまりの簡潔な説明なのに、すとんと心におちる言葉で、妙に納得してしまいました。もう何十年もこの話を知っているのに、まとめるとそういう話だったのか! 勉強になりました。