前作の たいへんたいへん が、最後が意外な結末だったのと、お話自体も楽しかったので、新作も早速読んでみました。
どろろんびょういんを訪れる、個性豊かたな患者さんたち。今回も待合室には、見るからに具合が悪そうな てんぐや雪女、ちょうちんおばけ がいます。 妖怪だって人間と同じ。調子が悪くなれば、とっても辛いんですよね。
そんな患者さんたちをどろろん先生は治してあげるのですが、その方法も楽しいです。
例えば、べろをやけどしてしまった ちょうちんおばけには
同じく患者として訪れた 雪女をベロッとなめさせます。
そうすると、べろは冷たくなってあっという間にやけどは治るのです(笑)
今回はなんと人間の子どもまで、患者さんでやってくるので先生はてんてこまい。
なかなか熱が下がらない しょうちゃん。 さあ、どろろん先生はどうするのでしょうか?
このシリーズは、そで に書いてある、どろろん病院・今夜の処方箋 まで、ぜひ読んでもらいたいなあと思います。
来院した妖怪の患者さんの診断名や、処置方法、患者さんへのアドバイスが書かれています。ユーモアがあって、クスッと笑えますよ^^
<てんぐ てんぞう様>
虫さされ 蜂に鼻を23か所
あいたた草の汁入り軟膏を朝晩2回鼻に塗布
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みたいな感じです。
私は順番通りに読まなかったので、1作目の おおいそがし は、まだ未読です(^_^;) 今度また読んでみたいと思います。