「がんばるぞう」 なかなかよいと思う みんなの声

最初、太まゆの、細長い足のぞうさんに、違和感をおぼえつつも、読んでいくと、なんとも頼もしい！見た目はひょろっと頼りない感じだけど、考え方は超ポジティブぞうさん。何事もあきらめないで、がんばるぞぉ〜。お友だちの男の子へプレゼントしました。

お話会で読んでいただきました。三歳の子供はとても楽しそうに見入っていましたが、私的にはうーん…
ぞうが水などを求めて旅？にでていましたが、サーカス団から水や食料を分けてもらうために、しっかり働いて。。働いたらやっと分けてもらえて故郷に帰るも、また水や食料がなくったので、みんなの為にまたがんばるぞう！という最後でした。
故郷で待っている象たちも一緒に行けばいいのでは？一人だけで頑張るの？サーカスの人たちも、少しくらいなら分けてあげても…とか思ってしまいました。
大きい子に読むなら、みんなのために働くことの大切さ、働かざる者食うべからずということを教えるためにいいと思います。

ジャングルの象の村が日照りで
水は枯れ、食べ物が無くなってしまったお話でした。
このゾウさんの絵は、小さい人に親しみがわきそうです。
ちょっと頼りなさそうに見えるのですが、
大変なことがあってもがんばるぞう！を合言葉に
すすんでゆくゾウさん。
彼の勇気の源は、かわいい弟妹への強い愛なのですね。

おもしろい形をしている奇形なゾウ。なんだか違和感たっぷりなゾウだけれど…それが何気に面白い。どんなことがあったってポジティブなゾウ！！　自分にできることを探して目的を達成する姿は頼もしく、くよくよしている暇なんてない！！と、思わず笑顔になります。

日照りで食べものと水が尽きてしまったぞうの村。

悲しんでいるいるぞうくんを、「おにいちゃんがんばろう」と、
弟や妹のぞうが、笑顔ではげましてくれるのです。

やさしい家族のため、ぞうくんは食べものをさがす旅へ。

ピンチや失敗の連続で深刻になりそうなところ
「よーし！　がんばるぞう！」と、とくにクヨクヨもせずつぎつぎ進んでいく姿は、
ポジティブで勇ましかったり、ちょっとユーモラスで笑えたり・・・。

ぞうくんは最後「あの姿」に扮して、見事に食べものをゲット。
ド派手でヘンテコな姿は、５歳児にも大うけです。

オススメポイントは、
ぞうくんが「あの姿」をひらめいたきっかけが実は、
弟ぞうと妹ぞうのおかげだった…というところ。

お話の最初ときれいにつながって、
ホンワカした気持ちになれます。

家に帰ったら、ママと息子が読んでいた絵本。
ダジャレや親父ギャグが好きな息子が選んだらしい。

バカバカしい内容なのだろうと思ったら、
意外や意外、熱いハートを持った
お兄さんぞうのよい話でした！

「がんばるぞう！」のかけ声で、
どこまでも進んでいくぞうくん。
生き物としては変な姿だけど、
なんだか応援したくなるぞうくん。

息子よ、ギャグばかり考えるのではなく、
彼のように突き進んでみろ！

息子が表紙の奇妙な象に食いつき選びました。
恐竜などの奇妙な形の生物にはまっていまして。

奇妙な形の象ですが、話はいたってスタンダードな良い話でした。
「がんばれ」とあまり子供に言ってはいけない…みたいな子育て論もありますが、基本は「がんばれ」なのかなーと思います。
息子は絵を描くのも好きなので、奇妙な象をマネして描いては大笑いをしています。