「じごくのそうべえ」シリーズの常連、
軽業師のそうべえ、医者のちくあん、歯抜き師のしかい、山伏のふっかいが、
またまたひと騒動のようですね。
寒いのでたき火をして、ひょんなことから、気球で暖かい国へ行こうと企てるのです。
4人それぞれが、ボケて突っ込んで。
そんな珍道中で出会ったのが、沖縄のキジムナーという、妖怪(?)。
もちろん、4人は土地の人々に怪しまれますが、キジムナーが助けてくれます。
それなのに、いつものように、いたずらな面々がまたまたハプニングを。
キジムナーにも呆れられるとは、相当なものです。
琉球言葉がふんだんに使われていて、解説もありますが、なかなか難しいです。
おまけに、女性が目を覆う下ネタシーンも。
豪快な展開は健在ですね。
田島征彦さんには、キジムナーを登場させた作品が他にもたくさんあり、
それだけに、キジムナーへの思いを感じました。