小さい子向けのおはなし会用にセレクト。
お母さんのおっぱいを飲んでいたこいぬたちが、お母さんとはぐれて、
手当たり次第「チューチュー」するという展開。
鳥や魚はもちろん、車や人形、山など、こいぬらしい行動で、
その無邪気な発想が愛らしいです。
この展開があるからこそ、ラストの母子の姿が素敵なんですね。
授乳の時の幸せが伝わってきます。
「チューチュー」という擬音が言い得て妙です。
長新太さんらしい配色が、妙にストーリーにマッチしているように感じました。
こいぬたち、かあさんの表情に、シンプルなのに共感しました。