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かあさんあひるのたびなかなかよいと思う みんなの声

かあさんあひるのたび 作・絵:エリック・バトゥー
訳:広松 由希子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2010/08/25
ISBN:9784062830492
評価スコア 4.47
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みんなの声 総数 14
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  • 自分の人生

    「にもつを まとめて、たびに でよう。
    どこかに きっと もっと ずっと 
    すてきな ばしょが あるはずだもの。」
    そういって、かあさんあひるはこどもたちを連れて
    旅に出ます。
    旅の途中で一羽、また一羽と自分が気に入った場所を
    みつけ、みんなから離れて行きます。
    かあさんあひるは、といえば、そのどの子とも一緒には
    暮らさず、最後に自分の居場所をみつけます。
    大人になった子ども達がやってきて、しばし一緒に
    暮らしても、また、自分だけの居場所へと旅立ってしまいます。
    すごいなあ・・って思いました。
    自立心というのか、独立心というのか。
    かあさんあひるにはしっかり「自分」があるのですね。

    私も結婚する前はずっとひとりで楽しく生きていく自信がある。
    なんて思っていましたけれど、結婚して子どもが自分の人生の
    中に登場してしまった今、この先、ひとりで楽しく生きていかれる
    かしら?などと思うようになってしまいました。
    娘には「ずうっとママと一緒にいようね。結婚しても一緒に
    いようね」などと言ってしまう始末(恥)。
    かあさんあひるのしっかりさをちょっとは見習わないといけないなあ。

    娘は、といえば、そんなめんどくさいことはこれっぽっちも
    考えず、「ひょこ ひょこ ひょこ ひょこ ひょこ ひょこ」
    の言葉に大喜びしていました。まだまだ小さな子どもで、安心(笑)。

    投稿日:2012/09/03

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  • 子どもたちの自立をちゃんと受け止める親

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    お薦めの対象の所に「小学生からすべての母親へ」と、書いてありますが、まさにそんな感じ!
    どちらかというと、子どもたちよりも、《子離れできていない母親》にお薦めしたい作品かな?
    (もっとも、子離れできないと自認している母は少ないですよね?)

    作品自体は、かわいらしいキャラクター(アヒルたち)と個性的な背景の色合いが魅力的で、文章はさらりとしていてくどくはなく、大変読みやすい絵本です。
    この絵本の母アヒルのように、子どもたちの自立をちゃんと受け止められる親になりたいなぁと、思います。

    投稿日:2011/01/09

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  • 居場所探し・・・?

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    絵本ナビのレビューを見て図書館で借りてきました
    我が子の個性をどう生かせることが出来るか、母親の役割は大きいのかな・・・なんてことを考えながらこの絵本を読みました
    でもそれだけではありませんでしたね
    自分ひとりになっても自分の最適な居場所を求め続ける姿は、ある意味子育てが一段落した後の、自分を見つめなおす姿にも重なります
    後継者との再会、そしてまた旅立つ・・・・
    余生を楽しむという表現の仕方が正しいかはわかりませんが、かあさんあひるの最後の行動はそんな風に感じました

    投稿日:2010/11/28

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  • 子そだての在り方を問う?

    絵本ナビさんの対象年齢の表記のところに
    “すべての母親へ”と書いていたのに納得です。
    これは子どもに読み聞かせながら自分の子育てを振り返りたくなる絵本ですね。
    ライオンの母親は谷底に子どもを突き落とすとか・・・
    まあ、これはあまりにも厳し過ぎますが
    動物の世界には自分自身で生き残れるすべを教える母の厳しさが
    自然に備わっているのだな。
    私は静観しておけば娘が自分でできることもついつい我慢ができず
    過干渉なところがあるなあと
    この絵本を読んで反省しました。
    一方娘の反応は ただのあひるの6兄弟がひとりづつ母親から離れて行って・・・っていう単純なお話として受け取ったようですが
    とても深い絵本だなと思いました。
    エリック・バトゥー氏の絵本はいつもしっかりとしたテーマがあり
    考えさせられることが多いなと感じます。

    投稿日:2010/10/20

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  • 考えさせられる絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    小さな池で暮らすかあさんあひると6羽の子供たち。
    かあさんあひるの
    「荷物を纏めて、旅に出よう。何処かに きっと もっと ずっと 素敵な場所が あるはずだもの」
    という発言で旅に出発します。

    荷物を棒に結んで歩く姿は、何処かユーモラス。
    どんどん下流に向かって歩いていくのですが、子供たちは1羽づつ気にいった場所で居を構え、かあさんだけが海に達して、それぞれが暮らすことになります。

    子供たちとの再会があるのですが、最後にかあさんあひるは、元いた小さな池に戻ります。
    エンディングは、何か胸をかきむしられる気持ちになります。
    そこにあったのは、子供たちを立派に育てたという達成感なのか、それとも、単なる郷愁なのかは分かりません。
    様々な思いが交錯したのかも知れません。

    私達も、かあさんあひると同じように、旅をしていると言えるのでしょう。
    旅を終えたとき、良かった旅をしたと言えるようにしたいものです。
    子供に読み聞かせるというより、大人が読んで何かを感じてもらう、そんな類の絵本ではないかと思いました。

    投稿日:2010/10/02

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  • 故郷がいいのかもね

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子10歳、男の子8歳

    「かあさんあひるのたび」という題なので、かあさんあひると子供しか出てきません。あひるのお父さんは一緒にいないのかな?と素朴な疑問をもちました。

    かあさんは平凡な変わりばえのない日常に飽きて、もっとすばらしい生活する場所を目指して、6人の子供たちと旅をするのです。

    結局、かあさんあひるはせっかく見つけたステキな場所から、元いた場所に戻るのですが、狭かろうが不便だろうが、やっぱり長くいた場所が懐かしく、一番暮らしやすいのかもしれないですね。

    まだ私にはその気持ちがわかりませんが、だんだん分かってくるのかな。

    この本でいう「かあさんあひるのたび」は、「かあさんあひるの人生」なのかもしれないですね。

    投稿日:2010/09/22

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