「かあさんあひるのたび」という題なので、かあさんあひると子供しか出てきません。あひるのお父さんは一緒にいないのかな?と素朴な疑問をもちました。
かあさんは平凡な変わりばえのない日常に飽きて、もっとすばらしい生活する場所を目指して、6人の子供たちと旅をするのです。
結局、かあさんあひるはせっかく見つけたステキな場所から、元いた場所に戻るのですが、狭かろうが不便だろうが、やっぱり長くいた場所が懐かしく、一番暮らしやすいのかもしれないですね。
まだ私にはその気持ちがわかりませんが、だんだん分かってくるのかな。
この本でいう「かあさんあひるのたび」は、「かあさんあひるの人生」なのかもしれないですね。