この絵本は マレーシアの大津波でたくさんの人が亡くなり お父さんお母さん おばあちゃん いもうとを亡くした女の子の事を テレビで見たタクが みずたまりを見て そのなかに 涙をながしている女の子の顔を見たのでしょうかね?
それほど タクは テレビでみた大津波のニュースが 心を大きく占めていたのでしょうね
この絵本が 東日本大震災の起こった年 2011年3月11日の後5月に発行されているのです
森山 京さんは どんな思いで この絵本を出版したのでしょう
まさか 自分の住んでいる日本で 東日本大震災で多く人が亡くなるとは思っていなかったのではないでしょうか?
この絵本の タクの哀しさは 日本でも 多くの人の哀しさになったのですね
なんとも言えない気持ちになります
多くの人が亡くなって 哀しいけれども 生きている子どもたちが 歌っている姿を見て 生きるということ 生きている子どもたちに励まされます
なんだか、日本での出来事と重なって じーんとなります
なかなか 復興が進まない現実・・・・(日本では、津波だけでなく、原発問題も大きな悲劇をうんでいます)
その中でも 生きている ニンゲン 悲しみの中にも 生きると言うことを考えさせられました
タクは5さい その子が感じたかなしさ 登場するおじいさんの存在、 こんな大人の存在にホットします
タクは青い空の中でブランコに乗って 女の子のことを 思っているのです ラストの青い空が 希望に向かわせてくれているように思えました。