ヨセフのだいじなコートなかなかよいと思う みんなの声

ヨセフのだいじなコート 作・絵:シムズ・タバック
訳:木坂 涼
出版社:フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2001年11月
ISBN:9784577022979
評価スコア 4.76
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  • どんどんリメイク

    こういうお話って子供は好きだと思います。

    穴あき絵本です。

    ヨセフはコートを持っていましたが

    あちこちすり切れてつぎはぎだらけ。

    そのコートをジャケットに作り替えました。

    こんな感じでずーっとずーっと

    もともとコートだったその布を

    どんどんリメイクして、

    ひたすら使い続けるお話です。

    次は何になるんだろうと、

    考えるのがおもしろいです。

    ただ予想を超えてくるのでなかなか当たりません。

    オーバーコートをもっていた

    という歌をアレンジして作ったお話だそうです。

    木坂涼さんの絵がぴったりな内容でした。

    投稿日:2021/04/25

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  • この時代に

    4歳の息子と読みました。

    多くのものが100均で買えてしまう時代。
    一人っ子であることもあって、息子もあまり我慢をせずに、
    いろいろなものを買ってもらってしまっています。
    物の大切さ、そして、それを我慢するのではなく楽しくアレンジして節約しようという、大切なことを教えてくれる絵本です。
    仕掛けもおもしろいし。

    ところで、この絵本はいろいろな模様が描かれていたり、コラージュされていたり、とても手がこんでいます。
    布もたくさん使われていて、あったかさを感じ、ステキ。

    投稿日:2015/06/24

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  • ヨセフは自分でやってえらいねぇ

    どうやらヨセフは自分で服を作り直しているようですね。
    息子の感想は予想外のものでした。「ヨセフは自分でやってえらいねぇ」
    お母さん(もしくは奥さん?)にやってもらわないのに、できるのがすごいと思ったようです。
    子供の見方は斬新ですね。

    親子ともに、きれいな絵に引き込まれました。
    ヨセフ以外は全くの脇役というか背景のような扱いですが、
    登場する動物たちもとってもかわいいです。

    何も起こらないストーリーですが、ちょっとキュンとする絵本。
    お子さんと一緒に親も楽しんでほしいなと思います。

    投稿日:2011/11/19

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  • リズミカルな作品

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    シムズ・タバックは、本書で、コールデコット賞を受賞しています。
    有名な「ハエをのみこんじゃったおばあさん」でも、1998年コールデコット賞オナー賞を受賞しています。

    この作品は、イディッシュ語の「オーバーコートをもっていた」という歌を元に作られたそうです。
    因みに、イディッシュ語とは、世界中で400万人のアシュケナージ系ユダヤ人によって使用されている言語のこと。

    物語は、表紙から始まっています。
    表紙を見ると、ヨゼフのコートに穴が開いているのですが、その穴の部分に凹凸をつけてあるのです。
    最初は、大事なコートなので、継ぎを当ててていましたと始まるのですが、次のページでは、コートをジャケットに作り変えています。
    その繰り返しが、どんどん続くという物語なのですが、作り変える部分の生地は、仕掛けになっているので、子供も釘付けになるはず。
    物って、大事にすると、こんなに再利用出来ると驚くことでしょう。

    文章は、歌を元にしていると言うだけあって、実にリズミカルなもの。
    絵も、水彩絵の具、グワッシュ、色鉛筆、インク、コラージュで製作しましたとあるように、作者が思いっきり楽しんでいるようで、見所満載。

    3歳位から読み聞せでき、物を大切にする要素もあるので、是非ともオススメしたい作品です。

    投稿日:2011/08/27

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  • 2000年コルデコット賞

    前のページのコートがジャケットに…というように、穴あきを効果的に使っている。
    また、水彩絵の具やマーブリング、コラージュなど、色々な技法を使っているのも見所。
    遠くからでも映える絵なので読み聞かせにも使えるが、近くで見ても楽しい。

    表紙には小さく「ためになる格言つき!」と書いてある。
    これは大人の楽しみどころ。
    探してみると“あなあきか つぎあてか それが問題だ”や“バイオリン弾き 屋根から落下”などと書かれており、元ネタを思ってくすりと笑える。
    知的な遊び心にあふれた作品。

    2000年のコルデコット賞受賞作。

    投稿日:2010/06/25

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  • そこまで使いきれるなんて。

    昔はこうして最後まで物を工夫して使いきったのでしょうね。
    ハンカチで終わりかと思ったら、さらに小さくなって驚きました。
    しかも無くなった後までも・・・
    際限のない工夫に感心しきりです。
    野菜や人の写真が貼ってあったり「ためになる名言」があったりして
    話は単純ですが、よく見ると一ページ一ページが楽しい本でした。

    投稿日:2009/02/24

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  • なぜか心惹かれて

    • しずりんさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子10歳、女の子6歳

    仕掛け絵本です。
    シムズ・タバックさんの「ハエをのみこんだおばあさん」が大好きで、この絵本を図書館で見つけ読んでみました。
    イディッシュ語の「オーバーコートをもっていた」という歌をアレンジして作ったそうです。
    大事なコートがだんだん古くなって、違うものに作り変えていくお話です。
    独特の絵と、歌なので繰り返しが多いですが、なぜか大人の私にも、この繰り返しが嫌ではないんです。
    普通だと、またなのみたいな気分になるのですが、私には心地よく感じます。
    娘もヨセフがコートを捨てないで、どんどん違うものに変えていくのが楽しいようです。
    物を大切にして、自分で作り変えていくという気持ちが育つかも知れませんね。

    投稿日:2006/06/05

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