始め、タイトルを見たときに「つくしとかのことが書いてある絵本かな?」と思ったのですが、実際は私たちがよく食べる野菜が種等から花をつけ、野菜になり育っていくプロセスことが中心に書かれてありました。
家庭菜園で野菜を育てている我が家にとっては「そうそう!!」と思う箇所がたくさんありました。
逆に、野菜を育てたことがない人や、畑が近くにない人にとっては「こんな花が咲くんだ!!」とビックリする内容かもしれません。
幼稚園年長の息子がさつまいも掘りに行く前にこの絵本を読んだらとても盛り上がりました。
『おおきなおおきなおいも』のような絵本も素敵ですが、こうした実際どのようにしてさつまいもが大きくなるかが描かれている絵本も、おいも掘りの前に読むのにはいいです。
かなり昔に描かれた絵本ですが、全く古さを感じさせない内容です。色鉛筆のようなタッチで描かれた絵は図鑑の写真にはない温かみがあり、絵本ならではの魅力を感じさせます。