「たいこどんどん」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

小さい子向けおはなし会用にセレクト。
打楽器の音は音楽の基礎とも言われるだけに、
この題名に妙に惹かれました。
しかも、三浦太郎さんのカラフルで、いつもと少し違った造形にワクワクです。
実は、たいこから始まって、どんどん積み上がる、積み上がり歌仕様。
そう、だんだん仲間が集まって、壮大なパレードに！
この一体感、たまりません。
だからこそ、とうとう観音開きで圧巻の光景が出現！
もうここまでくると、止まりません。
さりげなく登場する、背番号17番のバッターって、もしや？

子どもたちが赤ちゃんの頃大好きだった三浦太郎さんの作品ということで、読んでみたいと思いました。
おまつりや鼓笛隊のにぎやかな鼓動が、小さな絵本の中に絵巻物のように繋がっていきます。
言葉もどんどんと積み上がっていくスタイルになっていて、ページが進むにつれ、より賑やかになっていきます。
文章もリズムカル、イラストもカラフルで目を引くので、小さい赤ちゃんから楽しめる作品。観音開きのしかけもあって、うれしくなります。