誰でもこのおおくまさんのような経験はあるのではないでしょうか。読みたい本があっても、子どもに呼ばれると、ついついそちらに行ってしまって本が進まない。どうするんだろう、どうなるのだろうと思いながら、読んでいくと、最後はちいくまくんがおおくまさんの腕の中で寝てしまう。そこで、おおくまさんはゆっくりと自分の本を読むが、自分も読み終わる頃にはいすでねむりこけてしまう。このなんとも言えないあたたかな静かな時間がたまらないのです。途中ねむれないでベットであっちへコロコロこっちへコロコロするちいくまくんの愛らしさもたまらない。私にはとっても優しい気持ちにしてくれるベストの一冊なのですが、あまり評判にならないのはなぜなのでしょう。
ぜひ、親御さん、読んでみてください。