「いちにちおばけ」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

最近お化けが怖い6歳の娘。怖い絵本は普段嫌がるのですが、この絵本に出てくるお化けたちは人間味溢れていたり、優しかったりして怖くなかったようで笑いながら聞いていました。
普段怖い怖いと騒いだらこのようにユーモアを交えて、大丈夫だよって言ってあげられたらよいなと思いました。

「いちにち」シリーズはどれも大好きです。この「おばけ」は、
どのように人間を驚かすのか…と思っていたら違いました。
日本のおばけだけではなく、外国の怪物も登場していて、
これがまたインパクト大！
子どもたちは、美味しいものをいっぱい食べることができる
おばけが気に入ったようでした。

おばけが怖い男の子。
自分もおばけになれば、おばけが怖くなくなるかも…と、色々なお化けになった自分を想像します。

まず、絵がいいです。くっきりした色合い、迫力満点の構図、おばけだけれど可愛い、おばけたち。ページをめくるたびに、おっ！プフッ、と驚くやら、笑ってしまうやら。

そして、おばけになった自分像がまた、面白い。そうきたかぁ、と嬉しくなります。

夏に、ハロウィンに、欠かせない一冊になりました。

低学年に読み聞かせしました。
唐笠おばけから始まり、ろくろくび、のっぺらぼうと、ありとあらゆるおばけに変身していく主人公。
やっぱり、テッパンはのっぺらぼう。
イケメンだねぇ！自分の好きな顔に書き換えられるって、いいねと私が感想を言うと、聞き手の子供たちも「いいね〜！」との反応。

このシリーズは、むし、文房具、と色々ありますが夏休み直前は、やっぱりおばけネタが受けました。
勢いのある画力も子供たちをひきつけているような気がします。

おばけが恐い男の子が、一日、おばけになってみるお話でした。
子どもにとって恐いはずのおばけをポジティブに捉えることで、おばけがとても魅力的な存在として描かれていました。「見方を変えると良いものになる」という考え方を知るのに良い絵本だと思いました。
この絵本が「いちにちシリーズ」のなかで、一番良い絵本だと思います。

この本を読ませて頂いて、感動しました。これはとても面白くて、心地よいお話です。私はおばけが大好きです。いちにちおばけということですが、私も何かに変身したくなりました。私はこの本を読んで、おばけがもっと好きになりました。こんなに楽しいおばけの本はありません。

「いちにち」シリーズより、よし１日だけおばけになってみよう。からかさおばけは雨が降ってもへっちゃらだし、口裂け女は何でも一口で食べられるし…けっこう楽しいかも。次はどんなおばけかな？ページをめくるドキドキがあります。

怖いおばけでも考え方を変えれば長所になるということですね。考えたことがなかった！と思いながら「なるほど?」となんだか納得してしまいました。雪女も出てくるので、ひんやりとしたい夏に読むのにぴったりですね。

男の子がいろんなものになってみるいちにちシリーズ。
いつもは、大変な思いをすることが多いのですが。。いちにちおばけは意外や意外、楽しいかもだなんて！
楽しくなってきたらなんだか、おばけもこわくなくなっちゃうし。
でも、最後のママの方がこわいというオチは笑っちゃいました。

3歳の頃にも読み聞かせたことのある作品ですが、最近になってまた「いちにちおばけ」読みたいと言い出したので図書館で借りてきました。
一度読みだすと何度も繰り返し読んでと頼まれます。

1ページ1ページ、パンチのきいた構成になっています。
主人公の男の子の愛らしいキャラと画力で、いろんなおばけが憎めない存在に変わっていきます。
最後にきっちりオチがあって、何度読んでも飽きないのだと思います。