おじいちゃん、おばあちゃんに会うために新幹線に乗ったクマの親子。
一つ一つの描写が実際のアナウンスのようにリアルで、息子はあっと言うまにクマの子と一体になってしまった様でした。
新幹線が発車して、すれ違う汽車や列車よりも自分が乗ってる新幹線が一番早いんだと確認するあたりは、子供ならではのちょっと得意げな気持ちがよく現れています。
子供にとって、新幹線はやっぱり憧れの乗り物でその新幹線に自分が乗っているというウキウキした気持ちは絵本の中の主人公も、息子同じ。
子供の憧れに寄り添い、共感している絵本だと思います。
新幹線で食べるお弁当も特別!いつもの食事とはまた違う美味しさがあり、はしゃぎすぎて眠ってしまうのもみんな子供は同じです。
親も子供もニコニコしてしまう絵本です。