くまくんの食事光景が延々と描かれます。
頑張って一人で食べようとするくまくんの試行錯誤がありのままに。
親子ともに共感できるでしょうね。
そばにお母さんがいるでしょうに、
なかなかすごい有様になっているのに、
手伝ったり、お小言言われたりがありません。
これはすごいことです。
この作品には描かれていませんが、
お母さんの優しい見守りの気配を感じます。
乳児親子の会の支援ボランティアをしていますが、
よく相談があるのが、遊び食いについてです。
正直正解は無いのですが、この絵本のようにじっくり見守ってあげられる余裕が
大切なような気がします。
お、やってるやってる、がんばってるねえ、
と楽しく思えたらいいですね。