「どうする ジョージ！」 みんなの声

3歳の次男に読みました。

犬のジョージが留守番している間に起こる色々な事件です。いい子にしていないといけないのに、我慢できないことが起こるのです。「どうする？ジョージ」と問われると・・・やっぱりやってしまいます。

だめだよ〜と読者が思えるところが面白いです。でもハリスが帰ってきたら、ちゃんとできました。やっぱり一人の時は我慢できないのですね。

なんだか娘をみているようでした。

なんとなく結果は予想できるんだけど、「やりたい！さわりたい！」には勝てない…。
うちはもう９歳ですが、まだまだ、ため息がでることいっぱいやってくれます。

時々は、散歩中のジョージみたいに、「いい子」を頑張ってたりもするのですが…。
いつのひか、ジョージも、うちの娘も我慢できるようになるのかな？

でも、「どうする…？」がなくなっちゃうと、ちょっぴりつまらないな〜とも思う親心です（笑）

「ジョージはどうする？」って子供たちに聞きながら図書館で読みました。
みんなが「たべな〜い。」などいろいろ答えてくれました。
最後は、みんな、答えがないので、どうしたんだろうね？って考えながら余韻も残る本です。

お利口にお留守番はできないですよね。
うちのわんこと重ね合わせながら読みました。
これもうちの本棚の1冊に加わりました。

レビューコンテストで初めて知りました。
この作家さんのことも初めて知りました。こうして新しい絵本と出会えること、とても嬉しいです。

さてこのジョージ。とてもわんぱくで元気いっぱいですね。
我が家の娘は女の子ですが、おてんばさんなのでついつい重ね合わせて読んでしまいました。
そして娘。
「どうするジョージ」という言葉が気に入ったようで、自分で勝手にアレンジして、「どうするママ！」と言ったり、「どうする○○！」と自分の名前を入れて言って爆笑していたりします。おもしろいです。

小学2年生のクラスで読み聞かせをしたのですが、
いい子にしているはずのジョージが何かトラブルを起こす度に
「あーぁ、やっぱり・・・」と顔をしかめながらつぶやいていました。
やがて、散歩に出かけたさきでいい子になったジョージに
ほっとした様子でしたが、ラストで「えー！どーするんだ！ジョージ」と
誰もがくぎづけになっていました。楽しいおはなしでした。
色彩もきれいで話の展開がおもしろく、読み聞かせにはぴったりです。

このシリーズは三冊とも色合いが絶妙ですよね
普段見慣れない色がつかわれていて
ちょっと苦手かなとおもっていても、なんとなく見とれてしまい
どんどんひきこまれてしまいます。
ジョージが「いいこ」でいられるかどうか、
ドキドキしながら見ました。いろんな表情が愛らしい。

　はじめは、上から目線で読んでいました。「もう、ジョージったら、ダメじゃない！ガマンできないの？」って。

　でも、ふと我が身を省みると、ついつい・・ということがある、ある。あー、偉そうに言えないかも・・・。

　今度から、誘惑に負けそうになった時は、「どうする○○！」と、自分に声をかけてみようかな？ジョージ、一緒に頑張ろう〜！

　えっ？「いっしょにしないで、ボクは大丈夫だよ」って？そういえば、後半、頑張ってたものねぇ。ということは、「ゴミばこ」もクリアできたのかな？そうなの　ジョージ？

「ちょっとだけまいご」の方の絵本です、
絵本の装丁も色以外は似ています。
ジョージというちょっとやんちゃなワンちゃんのお話です。

いい子にしておくと言ったジョージ。
ねこや花壇などジョージが
どうしても遊びたいこと（でもだめなこと）を前にして

どうするジョージ！

次のページ、やらかすという構成。
最後は改心したふうになりますが、
一番好きなごみ箱を前に続きがないまま、
絵本は終わります。
はたしてジョージはがまんできたのかな。

海外のアニメーションを見ているみたいです。
たぶん文字がなくてもそれなりにわかる内容です、
絵が可愛いのでなんとなく読み返せてしまいます。

『ちょっとだけ まいご』、『しーっ！ひみつのさくせん』、と、
アイルランドの作家、クリス・ホートンさんのとぼけた味わいにはまっていまして…。
原題は『OHNOGEORGE！』ですが、やはりこの邦訳は名訳ですね。
ハリスは犬のジョージに留守番を頼んで出かけます。
「いい子にしています！」と答えたジョージ。
しかし、目の前に現れる、おいしそうなケーキ、ねこ、花といった、数々の誘惑。
そして、ジョージの行動！
読者の方がハラハラドキドキです。
後半は意外な展開が。
そして、究極のラストは、読者にゆだねられます。
ジョージの視線、あなたはどう受け止めますか？
幼稚園児くらいから大人まで、大受けしそうな作品だと思います。

このジョージと、やんちゃな自分の子どもを
重ね合わせて読む人も多いのでしょうが、
犬を飼っているので、まさに自分の犬を
重ね合わせて読んでしまいました。
犬の気持ちって実際のところわかりませんが、
眼は口ほどにものを言うを地でいく生き物が犬。
だから、こういう絵本が生まれるんだろうと思います。
犬を飼っているとものすごく共感できますよ！
あ、もちろん、犬と子どもを重ね合わせて
楽しむこともできます。