この作品の主人公はネズミとゾウです。
動物たちの村が舞台だそうで、他にもいろんな動物が登場しますが、その描き方が一番気になったのはライオンでした。
なんと!雄のライオン似た手紙が描かれていませんでした!!(どういうこと?)
あと、ライオンのズボンのポケットから突き出しているこの鹿の足みたいなのは何??(なぜかいつも、登場するたびにポケットからはみ出しているこの「足」が気になります!)
まぁ、食べ物のことがきっかけでけんかをしてしまうネズミとゾウが、最後には仲直りする単純なストーリーでしたが、その他大勢の動物たちの動きやセリフが個性的で面白かったです。
作者はタンザニア出身の作家で、この作品は「ボローニャ国際児童図書展でラガッツィ賞を受賞したものだそうです。
1ページ1ページ楽しんで読めました。
絵柄がはっきりとした形と色合いなので遠目も利くと思います。
読み聞かせ等にもお薦めです。
小学校の4,5年生くらいからいかがでしょうか?