「せかい童話図書館(27) たまとり」 みんなの声

全頁試し読みで読みました。我が子の立身出世を願う若い母親が自分の命を惜しまずに、「たまとり」をしたことをわが子が知った時に、私なら自分の為に母親を失いたくないと思います！わが子の命を救うことなら賛成ですが、なんだか納得がいかないです！

りゅうおうに取られた「たま」を取り返そうとする人間たち。
一人の海女が「私がたまをとってこれたら、こどもの出世を頼みます」と言って、たまとりにいきます。
命を捨ててまで子どもの立身出世を選んだ海女。母の愛なのでしょうが、私は子どもは出世よりも母親に生きていてほしかったのではないかな…と思ってしまいます。
あとがきを読んで、たしかに考えさせられる話だなと思いました。