「せかい童話図書館(35) しあわせのおうじ」 みんなの声

７才の息子に、読み聞かせました。
一人で読んでほしいと思いつつ、自分からは簡単な絵本以外は読もうとしないので仕方なく。
話はもちろん知っているのですが、久しぶりに読んだのと、年を重ねてきたせいか、雪が降ってきた辺りで涙腺が崩壊。
泣きながら読み聞かせ、息子に慰められる始末。
でも、優しさと思いやりの心を、王子とつばめから学んでほしいと思い、読みました。

全頁試し読みで読みました。鉛になって熔かされてしまった幸せの王子の像とつばめの死はとても悲しいですが、最後には、天使と神さまに認めてもらえたので幸いでした！「この街で一番の宝物」を天使が、ゴミ野山から鉛の心臓とつばめの死骸を持って神さまに差し出した時には、二人は認められて本当によかったと思いました。

６歳幼稚園児の娘に一度は「しあわせのおうじ」のお話を聞かせたく，こちらの絵本を読み聞かせました。
しあわせのおうじとツバメの優しさがとてもよく伝わってくる絵本で，おうじとツバメの死は本当に悲しかったですが温かいものも残りました。
神様と天使の最後の場面，やっぱり見ているものは見ていてわかってくれているのですね！そこもとても救われました。
素敵なお話です。

賛否両論なお話ですが私は好きなお話です。
王子さまもツバメも自分の身をかえりみずに困った人のために尽力します。私には無理だな…。
しあわせのおうじが昔は生きていて…というくだり、おうじがなまりのしんぞうを持っているくだりは初めて読んだように思います（忘れているだけかもしれませんが）。