「ニニ、まいごになる」 みんなの声

このニニ、大好きなんです。

ちょっと前にシリーズの別の作品を読んで

すっかり虜になり、こちらも読みました。

猫の絵がかわいい。

表情、特に目がいいんです。

なんとも愛くるしい、、、、

私猫自体別に好きじゃないですが、

ニニは特別です。

ニニの住んでいる家はとっても素敵なところで

お庭を出ると花がいっぱい咲いた森につながっています。

楽しくてどんどん時間が過ぎてしまい

あたりが真っ暗になってしまいました。

だんだん怖くなってきたニニ。

気配を感じ、慌てて逃げました。

避難して隠れましたが、飼い主が心配しています。

どうしよう、帰りたいのに、勇気が出ない。

家の中でもいい顔をしているニニでした。

アニタ・ローベルさんの絵は『スヴェンさんの橋』や『アンナの赤いオーバー』などを読んで、以前から素敵だなと思っていました。
こちらで描かれているねこのニニも、とっても魅力的。吸い込まれそうな眼をしています。ニニの豊かな表情に、夢中になってしまいました。ネコ好きの人にはたまらない絵本ではないでしょうか。
ニニのおはなしは、もうひとつあるようなので、そちらも読んでみようと思います。

わが家にもねこがいますが、いえねこはいえねこ。
そとねこやのらねことは違うようです。
外には興味があるけれど、怖い世界のようです。
ニニの家の側にクマがいるのかどうかは別として、車の音にも固まってしまうわが家のねこにとっては、外には怪獣がいっぱいいるように思うのでしょう。
ニニの表情が本当にねこらしくて、ねこ好きの人のための絵本だと思いました。