「もういいよったらもういいよ」 みんなの声

あんびるやすこさんの絵が、とても優しくかわいらしくて、子どもに安心して読んであげることができます。お話しも分かりやすく小さな子でも理解できる内容なので、読み聞かせなどにもちょうどいいと思います。
元気なくまさんと恥ずかしがり屋のきつねさん。最後はほっこりと優しい気持ちになりました。

はずかしがりやのきつねさん、かくれんぼばっかりしていたきつねさんの存在に気がついたくまさんが、「もう　いいよったら　もう　いいよ」と、声をかけてあげたのが、よかったです。くまさんが、お魚を取ったとき、「ぱち　ぱち　ぱち　ぱち」と、手を叩いてくれたり、木苺摘みのときも籠の中に入れてくれたのに気がついたくまさんでした。くまさんのお弁当作りもお友達のために一緒に食べようと早起きして作りました。楽しいおしゃべりが夕方まで続いてよかったなあと思いました。

香山美子さんのストーリーも印象に残るものばかりで、
あんびるやすこさんの可愛らしいほのぼのとした絵と
とても合っていると思います。
くまさんが楽しそうに出かけていくと
誰かついてきてる？　だれか見てる？
お友達になりたかったんですね。
くまさんがタイトルの
もういいよったらもういいよ！って言ってあげるところが
よかったです。
おともだちになるきっかけが欲しかったのかな。
くまさんが作るお弁当の絵が素敵でした。

お友だちっていいなあ〜とほのぼのする
絵本です。
あんびるさんの絵も、春っぽくて
明るくて…、でも、これ、あんびるさんの
作ではないんですね！
他の人の作に絵をつけているものって
めずらしいのでは？？と思いました。
作者の方は、げんこつやまのたぬきさんで
有名な方なんですね。さすが！の文章でした。