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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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優雅に叱責する自転車」 みんなの声

優雅に叱責する自転車 作:エドワード・ゴーリー
訳:柴田 元幸
出版社:河出書房新社
税込価格:\1,210
発行日:2000年12月
ISBN:9784309264356
評価スコア 3.75
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みんなの声 総数 3
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  • 奇妙で難解なお話。

    不思議な自転車が、槌で叩き合っていた2人の子どもを乗せて旅に出ます。
    「火曜日の翌日で 水曜日の前日のこと」とプロローグに書かれています。
    時空の狭間で起こっているのか、それともそこへ連れて行かれたのか。
    旅から帰るととてつもない年月が流れていて、とういなんともシュールなお話でした。

    自転車は子供らを成長させる為、旅に連れ出したのでしょうか。
    ちょっとした罰を与えながら進み自走しますが、今度は2人が自転車を走らせ始めたのかなと思われる所で旅もお話も終わります。
    また、22章の構成ですが途中いくつもの章がはしょってあります。
    取るに足らない、描くまでもない出来事が省略された、そして旅はとても長い時間を要したということでしょうか。

    自転車は特別叱ることも責めることもなく、ただ子ども達を乗せて走り続け、最後はバラバラになってしまいました。
    これが優雅に叱責した自転車だと言われれば、なるほどです。
    自転車に母親や父親の姿が重なるようにも思えます。

    世にも奇妙で、とても難解なお話です。

    投稿日:2017/07/19

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  • ウズウズするナンセンス

    「優雅に叱責」。
    タイトルからして、その語感に引き込まれます。

    ストーリーは(もし、ストーリーとするならば)、ユーバートとエンブリーの兄弟がクローケーの槌でお互いをたたき合っていると、そこに自転車が現れ、二人は自転車にのってドンドン進みます、というもの。

    道中のエピソードは「なんじゃこりゃ?」な事ばかり。そもそも自転車といってもペダルもチェーンもなく、何となく胡散臭い感じ。
    構成も、章に分かれているものの章の番号はとびとびです。

    それなのに(それだから、か)、一冊まるごと、何だか引き込まれます。イラストも、可愛いと不気味の中間で美しいのとも違うけれど、ウズウズする感じ。

    巻末の略年譜を見ると、ゴーリーさんはブロードウェイの舞台Draculaのセットと衣装デザインでトニー賞を受賞されている。
    デザイナーとしても突出されていたんだな、と納得しました。

    戯れの一冊。
    大人向けかもしれませんが、子どもも、そのまま丸ごと「なんじゃこりゃ」と楽しめるかもしれません。

    投稿日:2022/02/09

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  • 不思議な世界です

    全ページためしよみで、読ませていただきました。
    不思議な世界観です。取りつかれて、病みつきになりそうな…
    この作家の、全ページためしよみを、続けて読ませていただいています。
    絵本の楽しみに慣れている高学年以上とか、大人向きの絵本でしょうか…

    投稿日:2018/01/04

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