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おぼえていろよおおきな木」 みんなの声

おぼえていろよおおきな木 作・絵:佐野 洋子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1992年
ISBN:9784061318847
評価スコア 4.7
評価ランキング 1,821
みんなの声 総数 22
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22件見つかりました

  • 応援したい

    うん、いいお話。

    見事に大きな木があり、

    大きな木のかげの小さな家に

    おじさんが住んでいました。

    この大きな木のせいで、

    朝は鳥がうるさい、

    お茶を飲んでるとことりの糞が落ちてくるとか、

    落ち葉を何回も拾ったりと

    腹が立つことばかりです。

    そのたびに木に向かって

    おぼてえいろよ!

    と言い続けていました。

    積み重なったイライラで

    とうとう気を切ってしまいました。

    今まであったものを失って

    その大切さに初めて気づく。

    そこからのお話は悲しかったですが、

    心の様子が変わったおじさんを

    応援したいです。

    投稿日:2022/12/27

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  • 大人にも染みわたる

    佐野洋子さんの作品ということで、読みたいと思いました。
    「おぼえていろよ!!」「おぼえていろよ!!」と繰り返し、八つ当たりをするおじさん。とうとうその木を切ってしまうのですが、失ってからその大切さを知ることになります。
    シェル・シルヴァスタインの「おおきな木」を思い起こさせるお話でした。
    佐野洋子さんのお話は、大人にも染みわたるものばかりで、すごいなと思います。
    救いのあるラストにも、感激しました。

    投稿日:2021/09/08

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  • 失って気付くもの

    大きな木のそばに住むおじさん。

    小鳥がうるさいとか、ふんをするとか、
    虫がやって来るとかで、大きな木に嫌気がさしている。
    だからある日、すっぱりと切り倒してしまった・・・

    そして気付く、木の優しさ。

    おじさんは失ったものの大きさに涙します・・・

    これは「木」を題材にしていますが、
    家族とか友人とか、
    そんな温かさが感じられるものに共通するものなのではないかと思いました。

    そばにあると、当然のようにあると気付かないことも、
    離れてみて初めて気づくこともある。
    そんな深いメッセージが込められていると思います。

    子供だけでなく、大人にもぜひ読んでみて欲しい一冊です。

    投稿日:2018/02/23

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  • 考えさせられました

    • ススワタリさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子5歳、女の子3歳

    おじさんの家の庭には大きな木があり、それがおじさんにとっては邪魔なもの。
    実がなって感謝することもあるのに、おじさんはいつもこの大きな木に「おぼえていろよ」と怒るんです。
    とうとうおじさんはこの木を切ってしまいます。ところが切ってしまうと淋しい・・・
    身近にあるとそのものの大切さをつい忘れてしまいますね。それはこのおじさんだけでなく、誰にでもある事。
    私はすごくおじさんに共感できたのですが、5歳の息子と3歳の娘にはちょっと難しかったようで、「何でおじさんはいつも怒っているの?」という感想でした。

    投稿日:2009/05/20

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  • 本当はとても大切な木

    • すずらんぷさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子11歳、女の子9歳

    失ってみて初めて、大切さに気づくことってありますよね。
    人との関係に置き換えてみても、自分にとってうるさく言う人が、実は一番親身に考えてくれていたりします。おじいさんにとっての「おおきな木」もそんな存在だったのですね。
    周りから見れば些細なことにでも、「おぼえていろよ」と木のせいにしていたおじいさん。いつもそこに当たり前にありすぎて、感謝の心を忘れ、嫌な面ばかり目に付いてしまっていたのですね。
    なかなか考えさせられる絵本です。小学生〜なら経験と照らし合わせながら、読むことができるのではないでしょうか。

    投稿日:2007/12/13

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  • なんだか、よかった

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    妙に惹かれるタイトルなので、前々から気になっていたのですが、このタイトルからお話の内容を想像することは出来ませんでした。
    読んでみて、「こういうことか〜」と納得。
    出来事だけを淡々と表記して、どんどんページがめくられていくのですが、読み終わった後に、なにか心に残る作品でした。
    おおきな木があった時は、いつもイライラカリカリしていたおじさんですが、もしかしたらそれが生きる張りだったのかもしれません。
    最後におじさんに許しが与えられるような内容だったのも、希望があってよかったです。

    投稿日:2007/02/18

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  • すっきりします

    佐野洋子さんが描く世界観がとても大好きです。
    この本は読み出したら後が知りたくなるような作品でした。
    主人公以外にも郵便屋さんが出てくるのがよかったです。
    おおきな木を目印にしていたっていうのが、
    いいなぁと思いました。
    読んだ後すっきりするような作品だと思います。

    投稿日:2006/09/17

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  • そばにいるとわからない

    • はるのさん
    • 20代
    • その他の方
    • 神奈川県

    これはおじさんと木のお話ですが、人の絆のお話だなあと思いました。
    いつも文句を言いながらも一緒にいて、周りから「なんだかんだ言って仲がいいよね」なんて言われると「そんなことない」なんて言いたくなって。ある時全然たいしたことじゃないのに大ゲンカになって、思わず言ってしまった一言で相手を失ってしまう。最初は強がってみるけれど、その人がいないことの寂しさに耐えられず後悔の念におそわれる…。こういうことってあるんだよなぁと思ってしまいます。
    最後に切株から出てきた青い芽は仲直りのきっかけというところでしょうか。おじさんはその若い木をとても大事にするでしょうね。
    私もそばにいる人をいつも大事に思えるように、素直でいたいものだなと思いました。

    投稿日:2006/06/29

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  • こんどは、大切に。

    • かぽちゃんさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子11歳、男の子10歳

    小鳥がとまってさえずったり、枯葉がおちたりなど大きな木のちょっとしたことがおじさんには腹だたしく、その度ごとに「おぼえていろよ」
    おじさんの身勝手なこの言葉が出てくるたびに子供たちは爆笑。
    でも、おじさんが本当に木をきりたおした場面ではびっくりしていました。 
    木がなくなってしまった後、大事なものを失ってしまった事に気づくおじさん。「おそいんだよ」と息子。
    切り株から新しい芽がでてきたとき、子供たちもほっとしたようです。
    なくして初めて気づくものって意外にあるような気がします。さりげなくユーモアでつつみながら私たちに教えてくれるそんな本です。

    投稿日:2006/04/01

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  • 身につまされる話

    ほんの小さなあれやこれやに腹を立て、
    「おぼえていろよ」「おぼえていろよ」を繰り返すおじさん。
    しまいには、この大きな木のせいだ、と切り倒してしまいます。
    なくした後に、大切さに気がつくこと。人生に、いーっぱいありますよね。
    自業自得なんだけど、おじさんは、やっぱり哀れです。
    読んでいると、自分のことのように、身につまされます。
    切り株から若い芽がでてきた時は、
    「ああ、よかった…」と胸をなでおろしてしまいました。

    それにしても、佐野洋子さんの本は、タイトルがひとひねりきいていて、いいですねえ。

    投稿日:2006/03/16

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